佐藤琢磨が、インディ500の決勝へ向けての意気込みを語った。今週末に行われるインディ500の決勝を前に、メディア・デイが木曜日に実施された。33人のドライバーたちは、インディアナポリス・モーター・スピードウェイに結集し、世界中から押し寄せたメディアからの質問に答えた。
「走行のなかった2日間でしたが、メディアツアーで忙しくしていました」と佐藤琢磨はコメント。「それでも、プラクティスから予選までずっと走っていましたから、ここで一区切りできてよかったです。身体も少し疲れていたので、一度リラックスして、気持ちもリセットできました」「オフの間もレース用のセッティングについて考えていました。この2日間で、エンジニアはデータを全部見て、今日、僕とミーティングをしました。レース用のマシンセッティングは、プラクティスまでのものから大きく変わることはないでしょう。週末は気温が低めのコンディションになりそうです。湿度も高くなる可能性がありますが、僕としては暑くても寒くてもどちらでも大丈夫です。これまでに仕上げてきたセッティングで、コンディションに合わせてフィルターをかけ、変更を施すだけです」佐藤琢磨は、インディ500の予選で日本人で最高となる4番グリッドを獲得。2列目イン側からレースをスタートする。「今年は2列目イン側の4番グリッドからのスタート。昨年までに比べて有利なポジションであることは間違いありません。好位置からのスタートですから、落ち着いていけると思います。最初の数スティントからできるだけ上位にポジションを保ち、できるだけクリーンなエアの中で走りたいですね。そして、このときにセッティングをいいものにチューニングし、レース後半に向けた準備を整えていきたいと思います」金曜日は、決勝前の最後の練習走行が1時間だけ行われ、ピットストップ・コンテストも開催される。土曜日はパレードが行われ、日曜日に500マイルレースのスタートが切られる。関連:第101回 インディ500 決勝 スタート時間 / テレビ放送&配信日程
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