佐藤琢磨は、2024年インディ500の予選で10番グリッドを獲得した。第108回インディアナポリス500の予選2日目が現地時間の5月19日に行なわれ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.75 アマダ ダラーラ/ホンダ/ファイアストンを駆る佐藤琢磨は4ラップの平均で232.171mph(約371.5km/h)をマークし、全ドライバーのなかで10番手となった。
この結果、5月26日に開催されるインディ500の決勝レースに琢磨は10番グリッドからスタートすることが確定した。明日は最終プラクティスが現地時間の午後1時から3時まで行われる。佐藤琢磨「チームにとって素晴らしい1日となりました。もちろん、レーシングドライバーとしてはより上位を狙いたくなるので、トップ6に入りたかったところですが、自分たちがこれまでどこにいたか、そしてどこにいるかを考えれば、今日の結果を喜んでもおかしくないでしょう。No.75のクルーは今日も申し分のない仕事をしてくれたほか、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの全エンジニアも冬の間から目覚ましい働き振りを見せてくれたので、No.75がトップ10に入れたことを本当に嬉しく思います。これでインディ500を巡る戦いの前半が終わったので、ここからはレースに向けたまったく別の戦いにフォーカスすることになります。最初の週はグループランやレースセットアップを一切行えなかったので、月曜日のプラクティスを本当に楽しみにしています」