佐藤琢磨が7月4日(土)のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでドライブするマシンが明らかになった。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、ロンドン南西部ポーツマス近郊で年に一度行なわれるモータースポーツの世界的な祭典。そこで佐藤琢磨は、2台のマシンをドライブする。1台は、F1マシンのベネトンB188、もう1台は1970年のマーチ707 カンナム・モンスターとなる。
ベネトンB188は、1988年〜1989年にベネトンがF1を戦ったマシンであり、コスワース製の3.5リッター自然吸気エンジンを搭載する。のちにミハエル・シューマッハとフェラーリの黄金時代を築いたロリー・バーンが設計を担当。今回、琢磨がドライブするベネトンB188はアレッサンドロ・ナニーニが乗っていたマシンとなる。佐藤琢磨の走行時間はベネトンB188が午前10時20分、マーチ707が午後2時45分の予定である。