佐藤琢磨が、バルセロナでのトロ・ロッソとの1日半のテストを終え、インタビューに答えた。1日半のテストを終えて、どんな気分ですか?本当に最高だよ。クルマを運転するのが本当に楽しかったし、このチームとの作業はとても楽しかった。すでに大きな喜びを感じていたし、ヘレスで9月にテストをしたエンジニアとチームとの作業は全てとても興味深かった。でも、もちろん、雨によってかなり短縮されたし、再びこのチームと1日半のチャンスを得られて、本当に楽しかった。今回は天候がとても安定していて、マシンに大きな問題もなかった...
来年のためにうまくいくと思いますか?全くわからない。僕がその質問に答えるのは不可能だ。僕は、コックピットでできる全てのことをしたし、エンジニアと話し合ったけど、残念ながら、僕が決められることではないので、チームがどう決断するか待たなければならない。シートを争っていることは考えなかったし、満足している。でも、ここでまた運転できてとてもハッピーだ。もちろん、理想は来年レースをすることだし、期待している。トロ・ロッソは以前にドライブしたF1カーと比べてどうでしたか?直接比べることはできないよ。でも、僕がこれまでドライブしたF1カーで最も速いクルマのひとつであることは間違いない。でも、直接比較することはできないので、すべてのメーカーに敬意を表さなければならないと思う。今日は全てのチームが異なるプログラムを試していたけど、僕たちは2009年のダウンフォースを評価していた。目的は2009年のためにブリヂストンのスリックタイヤを評価することだった。タイヤがどのように反応するか調べるために、様々なセットアップを試したので、その点ではとても興味深かったし、タイヤは本当にうまく働いていた。新しいタイヤはどうですか?もっと安定するかもしれないし、悪くなる可能性もある。とても冷えたコンディションだったので、タイヤはとても良い一貫性を示した。でも、ブリヂストンは、プライムとオプションの2つの特性がレースをより面白くするために、故意にあまり強い一貫性のないタイヤを準備したと思う。でも、彼らの考えはあまりうまくいかなかったと思う。タイヤは、とっても良かったんだ。多くの周回を重ね、このような状況でもとても安定していた。でも、シーズン中は違ったシナリオがあるかもしれないね。トロ・ロッソの決定は、才能またはお金ということになりますが、助けてくれる個人スポンサーを持っていますか?僕は実際にはお金を持っていない。でも、もちろん、チームの予算を加えられれば、チームはより強くなるので、個人スポンサーを連れてこられたらとても幸せだろう。でも、自分で買えるほどではないし、それは明らかに別の話だ。もちろん、個人スポンサーを持つためにあらゆる可能性を交渉しているけど、本当にわからないんだ。僕はドライブするためにここにいるし、ドライバーとしてコックピットの中でベストを尽くすだけだ。エンジニアリングの面では、トロ・ロッソと働くことにはとても満足している。スポンサーの話はマネージャーに任せている。チームが僕に決めてくれることを望んでいるし、それが僕の見解だ。でも、あまり予算は準備できていない。厳しい経済状況かもしれないけど、うまくいけば良い個人スポンサーがサポートしてくれるだろうし、それは僕のとって特別なボーナスになるだろう。2009年にドライブできるチャンスは、現時点でどう考えていますか?チームだけが知っていることだし、本当にわからない。でも、もちろん、僕はそのチャンスを掴むためにここにいる。常にスタンバイしているし、それがここにいる理由だ。本当にレースがしたい。スーパーアグリとの2年半には、特別な思い出もあるけど、ドライバーとしては僕は常に競争力のあるパッケージを求めている。今、僕たちにはチャンスがある。この環境で、このチームのような素晴らしい環境で、2009年に彼らとレースができれば夢のようだろうね。