山本左近が、フォーミュラEのロンドン大会にアムリン・アグリから参戦することになった経緯を自身のブログで語った。「この度、アムリンアグリよりフォーミュラeのロンドン大会に出場することになりました。ダコスタ選手がDTMとのレースがバッティングするということで、代役として抜擢して頂きました」と山本左近は報告。
「いつもレースファンの皆様から『レースに復帰してほしい』との熱い声援をくださり、待ち続けてくれたファンの皆様にとても感謝しております」「21世紀のモータースポーツにおいて重要な地位を占めるであろうフォーミュラeでレースができること、またアムリンアグリというSAF1以来のアグリさんと一緒に世界選手権を戦えること、日本人として大変名誉なことであります」「今現在、医療や福祉の仕事に関わらせて頂いていますが、電気というのもは私たちの生活の隅々にまで必要とされております。医療/福祉の現場で働くことによって、今後の21世紀の日本の少子超高齢化社会に求められる課題は、サステナビリティー(持続可能性)だと日増しに課題意識が強くなってきました」「かの本田宗一郎氏が『レースは走る実験室だ』と仰られたことは大変有名です。」「僕がこのフォーミュラeに参戦する意義は、電気自動車、はたまた電気工学分野のイノベーションをさらに加速させ、私たち自身の手によってより良い循環型社会を創り上げていく一つのきっかけになればと思ったからです。」「例えば、これはあくまでも一例ですが、もしバッテリーがより軽く、より小さく、そして回生機能が向上したら…電動車イスで移動している方の負担やご家族の負担は減り、出かける際の自由度がもっと上がることでしょう。」「私たちが次の世代に何を創り、何を残していくのか?私たちが愛するモータリゼーションを通じて、先の明るい未来を創造し、社会貢献できるために」「僕1人の力は僅かですが、多くのファンの皆様とみんなで一緒に力を合わせて、フォーミュラeを戦いたいと思います。」「またフォーミュラeはファンブーストというファン投票によってレース中のパワーが増えるという仕掛けもありますから、是非ファンの皆さんのお力添えも頂ければとても嬉しいです!!」「月日が経つのは早いもので5年ぶりのレースとなります。正直、ぶっつけ本番のレースは大変なものとなると思いますが、ベストを尽くして頑張ります!!」「明るい21.5世紀を創るために!」