F1レースディレクターを務めるマイケル・マシは、F1ロシアGPの将来の本拠地となるイゴラ・ドライブは、ファンに素晴らしい景色とスペクタクルなレースを提供すると考えている。F1ロシアGPは、2023年にソチからサンクトペテルブルク近郊にあるイゴラ・ドライブ・サーキットへと会場が変更になり、今週、ロシアの副首相ドミトリー・チェルニシェンコによってレースが正式に承認された。
「サンクトペテルブルクで2023年にレースを開催するイニシアチブは、すべての関係者によって承認されました」とドミトリー・チェルニシェンコはロシアの通信社 TASS に語った。「F1のCEOであるステファノ・ドメニカリは、最近のロシア訪問で、イゴラ・ドライブはレースを開催するのに最適な場所だと語った。今後の我々のタスクは、新しいグランプリがF1レースのカレンダーで重要な位置を占めるようにし、すでに有名なサンクトペテルブルクがを観光名所のもう一つの場所にすることだ」昨年11月にFIAからグレード1ライセンスを取得したイゴラ・ドライブは、F1の長年の常駐建築家ヘルマン・ティルケによって設計され、2017年に完成した。反時計回りのトラックの長さは現在4.084kmだが、F1に対応するために14ターンのレイアウトへの拡張が進行中だ。「サーキットとともに、多くの変更が行われている」とマイケル・マシは語った。「彼らはすでにそこで拡張を行っているが、より長い拡張は順調に進んでいる」「おそらく評価されていないことの1つはその地形だ。それは驚くべきものであり、図面で見ても評価できないものだ」また、マイケル・マシは、F1とMotoGPの両方の厳しい基準に合わせるために会場のインフラストラクチャにもいくつかの変更が加えられることを明らかにした。「我々はFIMの友人やサーキット自体と協力して、いくつかの変更を実装している。彼らはガレージの数を増やしている」とマイケル・マシは語った。「いくつかの変更がある。ランオフエリアや縁石などが変更が必要な箇所がある。しかし、それは何も珍しいことではない。新しい施設のプレイベントの視察では目にしていることだ」