バレンティーノ・ロッシが、復帰戦となったMotoGP第8戦ドイツGPで4位入賞を果たした。バレンティーノ・ロッシは、第4戦イタリアGPのフリー走行で右足を骨折してから6週間後に驚異の復帰。最終コーナーでケーシー・ストーナーに抜かれたものの、4位入賞という結果を残した。「4位でこんなに嬉しかったことはないよ」とバレンティーノ・ロッシはコメント。
「結果には満足しているし、最後は素晴らしいバトルもできて、楽しかった」バレンティーノ・ロッシは、唯一鈍っていると感じた部分は序盤のラップだった語る。「残念ながら、まだ新品タイヤのフィーリングが足りない。両方のスタートであまりにタイムを失ってしまったし、特に2回目は残念ながら(アンドレア)ドビツィオーゾによってタイムを失った。それがなければ、(ホルへ)ロレンソにもそんなに離されなかったと思う」「僕たちは素晴らしい仕事をした。今日は調子が良かったし、もちろん足と肩は少し痛むけど、うまく乗ることができた」次戦ラグナ・セカでは、表彰台を狙うとロッシは語る。「良い前進を遂げられたので、次の日曜日のラグナ・セカでは表彰台を狙いたい。好きなトラックだし、去年はうまくいった。さらに好調でいられることを期待している」「どうやら、僕はみんなモチベーションになっているようだね。ストーナーは僕を見て、とても速く走り始めた。次のレースからは違うライダーのつなぎを着るつもりだよ!」とローシは冗談で語った。最終コーナーでストーナーに抜かれ4位となったロッシだが、彼らは数10周にわたって、抜きつ抜かれつの攻防をみせた。「ストーナーとのバトルは素晴らしかったし、彼を祝福したい。反対のことが起こっていたら、彼は(2008年の)ラグナ・セカのあとのように泣いていただろうけど、それがレースだ。最終的に彼が微笑んでいたので嬉しいよ」「良い戦いができたので、観てる人にとっても良かったし、僕はレースで2番目に速いタイムだったと思う。ストーナーに追い付いたとき、ロレンソはそんなに遠くなかったので、彼に追い付こといたことが良かったのかもしれない」
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