バレンティーノ・ロッシは、2014年シーズンのMotoGPの最初の6戦で、シーズン末に引退しなければどうかを決めると述べた。7度のMotoGPチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシは、失敗に終わったドゥカティでの2シーズンを経て、今年ヤマハに復帰したが、チームメイトのホルヘ・ロレンソの後塵を喫した。
今季最終戦後に2000年からチーフメカニックとしてコンビを組んだジェリミー・バージェスを首にしたバレンティーノ・ロッシは、今後MotoGPに留まる価値があるかを示すための最終期限を設けた。「難しくなるだろう」とバレンティーノ・ロッシは MediaSet にコメント。「正直、チーフエンジニアを変えることでそれができるかどうかはわからないけど、それが正しいタイミングだ。2月から6月はテストと最初の6戦がある。MotoGPを続けるべきか、引退するべきかを決定しなければならないだろう。なので、前進する必要がある」「続けたいけど、競争力があるなら続ける」バレンティーノ・ロッシは、改善された状態を示すことができれば、少なくとも2016年末まではヤマハとレースをしたいと述べた。「今日、来年僕が今年よりもコンペティティブであるならば、少なくとももう2年は続けたいと話すことができる」「すでにヤマハとも話をしているし、それが僕の目標だ。37歳になるし、時間は来ると思うからね」「でも、来年が今年と同じような感じか、さらに悪くなるならば、引退する決断をすることができる」バレンティーノ・ロッシは、元ドゥカティのチーム代表ビットリアーノ・グァレスキとともに“VR46 Moto3 team”の設立を正式発表している。だが、バレンティーノ・ロッシは、自分のキャリアが終わったときに、フルタイムでチームマネジメントに転向することは否定した。「僕はレースがしたい。レースをしていても、VR46を見ていることはできる」「見ていなければならないことはたくさんあるけど、僕はバイクかレースでレースをしていたい」
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