バレンティーノ・ロッシが、ドゥカティから古巣ヤマハに移籍することが発表された。ヤマハは10日、バレンティーノ・ロッシと2013年から2年間の契約を締結したことを発表。来季から2年間のチーム体制が決定した。バレンティーノ・ロッシは、2004年から7年間ヤマハに所属し、2004年、2005年、2008年、2009年にタイトルを獲得。その後2011年にドゥカティに移籍したが、わずか2シーズンで古巣に復帰することになった。
バレンティーノ・ロッシは、通算46勝を達成し、6月12日に2年間の契約を更新したホルヘ・ロレンソとチームを結成する。ヤマハ・モーター・レーシング・マネージングダイレクターのリン・ジャービスは、「今回もヤマハにとって大変素晴らしい発表となります。我々はホルヘ・ロレンソとの間で2013年-2014年の契約を更新しました。そして、来年から2年間、バレンティーノ・ロッシを起用することを発表します。今回の合意により、ヤマハブランドを促進し、勝利に挑戦する最も強力なチームを結成することができました」とコメント。「この『スーパーチーム』は、2008年から3年間、3年連続して、チャンピオンシップにおけるライダー、コンストラクター、チームの三冠を達成しました。」「将来の目標は明白です。我々の目標に向けて全力を尽くします。2人のグレートなチャンピオンの経験、知識、技術、速さにより、2013年と2014年のタイトル獲得に向けて、多くの勝利にチャレンジできることに疑いはありません」「バレンティーノとの契約により、ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームの将来における計画が確定しました。今後は、ベン・スピースとホルヘの優勝、そして、ホルヘのタイトル獲得に向けて100%を尽くします」と説明した。