2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグは、ルイス・ハミルトンがトレーナーのアンジェラ・カレンと別れることを決めたことは、ポジティブな動きではないと考えている。F1サウジアラビアGPの週末、ハミルトンはジェッダ大会終了後にカレンと別れることを確認した。カレンは数年にわたりハミルトンのそばにいて、レースウィークエンドのトラックサイドでハミルトンをサポートしてきた。
メルセデスF1のチーム代表であるトト・ヴォルフはサウジアラビアで、2人のパートナーシップを終わらせる決断をしたのはハミルトンであると明言した。しかし、7回のF1ワールドチャンピオンであるハミルトンは、カレンとは今も良好な関係を保っていると語った。「アンジェラと僕は良い関係だ」とハミルトンンは言った。「彼女は人生の異なる段階にいるけど、僕たちはまだ超仲良しだ」「僕は毎日メールを送り続けていて、すごく応援してくれているし、僕も彼女をすごく応援していて、この旅で一緒にいられたことにすごく感謝している」「彼女は僕の最も親しい友人の一人であり、これからもそうであり続ける」ハミルトンは、昨年の厳しいシーズンに続き、2023年のキャンペーンでも難しいスタートを切っている。メルセデスのF1マシンは、常に先頭で戦うためのペースを欠いており、ターボハイブリッド時代を通じてハミルトンにとって不慣れなシナリオとなっている。ハミルトンと4年間コンビを組み、その後現役を退いたニコ・ロズベルグは、カレンの離脱でハミルトンの苦境はさらに深まるだろうと考えている。ロズベルグは「円満に別れたとはいえ、アンジェラはハミルトンにとって本当の友人だった」とSky Sports F1に語った。「そして、レースの週末にほとんどの時間を過ごすのはトレーナーだ」「また、おそらく家族とトレーナーと一緒に、非常に小さくてタイトなグループで夕食に行くことになります。それで終わりだ。ルイスに彼女がいないことは、きっと理想的なことではなく、あまりいいことではないのだろうと思う」「おそらくそれは、彼が対処し、慣れていかなければならない、もうひとつの挑戦であり、困難であると思う」