ルイス・ハミルトンのタイトル連覇を阻止すべく、初のF1ワールドチャンピオンを目指すマックス・フェルスタッペンが挑んでいる2021年のF1ワールドチャンピオン争いはF1史上最高レベルの決闘をファンに提供している。そう語るのは2016年に当時メルセデスのチームメイトだったルイス・ハミルトンを倒して悲願のタイトルを獲得し、その直後にF1を引退したニコ・ロズベルグだ。
ニコ・ロズベルグの引退以降、ルイス・ハミルトンとメルセデスはすべてのドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルを獲得してきた。しかし、今年はレッドブル・ホンダが強さを見せ、残り5戦となった現時点でマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンに12ポイントのリードを築いている。「僕としては、マシンの強さはほぼ同じで、ドライバーの実力もはほぼ同じだと思うし、彼ら二人は他の誰かと比較して自分たちのリーグにいる」とニコ・ロズベルグは Sky Deutschland に語った。「他の誰もついていけていない」36歳で現在はF1テレビの専門家であるニコ・ロズベルグは、アブダビのフィナーレまで、戦いの激しさは高いレベルで続くと考えている。「最後の数レースはかなりの接戦になるだろうし、その間に多くのことが起こると確信している」とニコ・ロズベルグは語る。「この決闘に勝るものはない。彼らがどのようなパフォーマンスをもたらしているかを判断することができるし、それは2人のドライバーの間で非常に高いレベルで行われている。おそらくこれまでに見た中で最高レベルのF1だ」「本当に驚異的です。僕はそれをとてもリスペクトしている」最後の質問は明らかだ。ルイス・ハミルトンは前例のない8回目の王冠を身に着けるのか、それともマックス・フェルスタッペンは初のF1タイトルを獲得するのか。「どういうわけか、僕はまだルイスを選ぶ傾向がある。彼の豊富な経験もそうだし、通常すっと彼は最終的にはトップに立ってきたからだ」とニコ・ロズベルグは語る。「彼を倒すのはとても難しい。でも、マックスが現在いかに物凄い走りをしているのかについても触れておかなければならない」
全文を読む