ニコ・ロズベルグは、自分とルイス・ハミルトンのメルセデスF1内のライバル関係の方が、現在のハミルトンとマックス・フェルスタッペンとの戦いよりも“複雑”だったと考えている。ニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは2013年から16年までメルセデスF1でチームメイトだった。2014年にF1がパワーユニット時代に突入するとメルセデスF1はF1を支配するようになる。
ニコ・ロズベルグは2016年のF1ドライバーズチャンピオンシップを獲得した後、メルセデスとF1を去っており、今は、ルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンとの2021年のタイトル争いを部外者として見ている。前戦F1イギリスGPでは、マックス・フェルスタッペンがリタイア、そのリタイアのきっかけとなったルイス・ハミルトンが優勝して、ポイント差は8ポイントまで縮まった。しかし、ニコ・ロズベルグは、現在のタイトル争いは、同じチーム内で争われていたためルイス・ハミルトンとの以前のライバル関係と直接比較できるものではないと感じている。シルバーストンでのハミルトン/フェルスタッペンのクラッシュは、自分とハミルトンがオープニングラップで接触した2016年のF1スペインGPを思い出させるかかと質問されたニコ・ロズベルグは「イエスだ。僕もこのようなチャンピオンシップバトルを繰り広げていたからね」と Express Sport にコメント。「ホイール・トゥ・ホイールのレース、特にルイスとのレースはそうだったので、少し思い出ししたけど、同じチーム内だったので、僕のときの方がさらに複雑だったと思う」「少なくともここでは、フェルスタッペンの背後にチーム全体、ルイスの背後にチーム全体がある。チーム対チームであり、そこが少し異なる」「でも、F1を見ている僕たちファンにとっては、特に彼)フェルスタッペン)が怪我をしていないことを僕たち全員が目にすることができたし、これから続いていく素晴らしい戦い、この世代の戦いだ」「ある意味、次の世代のスターとこの世代のスターの戦いは見ていてとても楽しい」