メルセデスGPへの移籍が発表されたニコ・ロズベルグだが、仮にメルセデスがブラウンGPを買収しなくても加入は実現していたとニック・フライは主張する。ニコ・ロズベルグのブラウンGP(現メルセデスGP)移籍は数ヶ月前から噂されてはいたが、ドイツ人ドライバーを望むメルセデス側の意向が働いたとの意見もある。しかし、ニック・フライは2009年シーズン中に交渉していたことを認め、「どんな状況になっていても、ニコはブラウンGPに加わっていただろう」と主張。
「このようなカタチになったことには非常に満足しているが、交渉は主にブラウンGP、私自身、そしてロスが行っていた」メルセデスGPの残りのシートには、ロズベルグと同じドイツ出身のニック・ハイドフェルドの起用が有力視されているが、ミハエル・シューマッハやキミ・ライコネンの可能性もまだ残っている。また、ルノーがF1活動を再考していることから、その結果次第ではロバート・クビサがメルセデスGPのコックピットに収まる可能性も取り沙汰されている。