元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、F1モナコGPでのマックス・フェルスタッペンの5秒加算ペナルティは、フェルスタッペン自身よりもチーム側に責任があるとし、レッドブルはフェルスタッペンをリリースする際に警告するべきだったと語る。非常に素早いピットストップでバルテリ・ボッタスよりわずかに前でリリースされたマックス・フェルスタッペンは、非常に狭いピットレーンでボッタスとサイド・バイ・サイドになった。
最終的にバルテリ・ボッタスは譲歩したが、ウォールと接触した際に右フロントタイヤをパンクさせており、スチュワードはアンセーフリリースとしてマックス・フェルスタッペンに5秒加算ペナルティを科した。2位でチェッカーを受けたフェルスタッペンだが、ペナルティが適用されて4位に降格している。ニコ・ロズベルグは、責任はレッドブルにあると考えており、チームはフェルスタッペンとしっかりコミュニケーションを取るべきだったと語る。「レッドブルはフェルスタッペンをリリースしてボッタスにぶつけるというミスを犯した」とニコ・ロズベルグは自身のライブストリームで解説。「彼らは『ボッタスがいるのでスペースを空けろ』と伝えるべきだった。当時、僕はエンジニアから常にそういったメッセージを伝えられていた。そのような場合、出ていくときに『右を見ろ、右を見ろ』とリマインドされていた」「レッドブルはそれをしなかったと確信している。そのようなわずかな詳細が最終的には大きな差を生んでしまう。そして、ワールドチャンピオンに勝つには、そのようなあらゆる詳細を確実にものにする必要がある」関連:レッドブル 「フェルスタッペンへの5秒ペナルティは厳しい裁定」