元F1ワールドチャンピンのニコ・ロズベルグは、今年フェラーリのF1エンジンはメルセデスを上回ったと考えており、それが差を生んでいると語る。ニコ・ロズベルグは、メルセデスのかつてのチームメイトであるルイス・ハミルトンが、タイトル争いでセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の攻撃をかわせずにいるのは主にエンジンの馬力によるところが大きいと考えている。
「フェラーリがなぜあそこまで強いのかは内部の情報源なら判断できることだ」とニコ・ロズベルグはコメント。「彼らはエンジンからより多くのパワーを見い出している。ターボがアップグレードされ、追加のパワーのためにより多くの充電が行われている」「今の時点では小さなアドバンテージだけど、フェラーリは良い仕事をしている」また、ニコ・ロズベルグは、ルイス・ハミルトンが突然サッカーに関心を示していることに疑問を呈している。シルバーストンでルイス・ハミルトンは、ワールドカップの準決勝のイングランド戦を観るために記者会見を欠席したいと語り、ワールドカップ決勝が開催される7月15日のスケジュールは空けており、応援のためにロシアに行くつもりだと語っている。だが、ニコ・ロズベルグは「ルイスはそんなにサッカーファンではない」と Bild にコメント。「すべてのちょとしたショーのためだよ。彼のイメージアップのひとつだ」しかし、ニコ・ロズベルグは、エンジンの差にも関わらず、最終的に2018年にタイトルを手にするのはルイス・ハミルトンだと考えている。「僕はルイスがタイトルを獲得すると今でも思っている。メルセデスはチームとして信じられないくらい強い」ニコ・ロズベルグは、2016年にメルセデスでチームメイトのルイス・ハミルトンを倒して悲願のF1ワールドチャンピオンを獲得。その数日後にF1引退を電撃発表した。