ニコ・ロズベルグは、ルイス・ハミルトンに対するドライバーズ選手権でのリードが1ポイントに減ってしまったことを心配はしていないと主張する。 5月のF1スペインGPで両者が接触した際、ニコ・ロズベルグはルイス・ハミルトンに43ポイント差をつけていた。ところが、それから5戦でその差はたった1ポイントになってしまっている。
だが、開幕から4連勝を飾ったニコ・ロズベルグは、前半の戦いが機会損失だったとは考えたくないという。「簡単なことだ。目の前にあるものを半分空になったグラスと捉えるか、半分満たされたグラスと捉えるか、それを選ぶのは僕だ。後者だと思えば、とても良い前半戦だったし、僕はチャンピオンシップをリードしている。抜群のシーズンのスタートだったから、僕は満足だ」とニコ・ロズベルグはコメント。「何度もいいレースがあった。オーストリアもいいレースだったんだけど、間違いが起きてしまった。まあ、時々あることだ。シルバーストンも序盤はそうでもなかったけど、ドライではいい走りができたと思う。ポジティブな面はたくさんある」 「とにかく僕はいい気分だし、ルイスと戦っていくつもりだ。ポイントは数えていない。先はまだとても長いし、そうするのは好きじゃないんだ」 シルバーストンではなぜルイス・ハミルトンに敵わなかったのかと質問されたニコ・ロズベルグは「レースで足りないものは何もなかった。フィーリングはとても良かった。大差でレースのファステストラップも出している。調子は良かった」「何かあるとすれば、レッドブルが数周にわたって前にいたことかな。それと、序盤のウェットの時に少し失った。それだけだ。予選に関しては彼がいい仕事をしただけだ」