ニコ・ロズベルグは、“まだしばらく”メルセデスに残ることになると考えており、2017年以降の契約延長をほのめかした。2016年開幕からの2戦を含めて5連勝中のニコ・ロズベルグは、チャンピオンシップをリードしていた2014年の半ばに2年間の契約延長にサインしているが、タイトルは2年連続でチームメイトのルイス・ハミルトンのものになった。
今シーズン末で契約が切れるビッグネームのリストにはニコ・ロズベルグの名前も含まれており、他にはフェラーリのキミ・ライコネン、マクラーレンのジェンソン・バトンの名前が挙げられている。グリッド上位で1つ動きがあれば、自動的に下位も動くことになるため、今年後半のドライバーマーケットはかなり忙しくなると予想されている。自身の契約話にニコ・ロズベルグは冗舌ではなかったが、チーム内の立場は良い状態だと主張した。2016年末で契約が切れるのではないかと質問されたニコ・ロズベルグは「必ずしもそうとは限らない。それに僕は今契約のことは考えていない。そんな必要がどこにある? 僕はここで非常に快適だ。僕たちには素晴らしい関係があるし、まだしばらくはここにいることになるはずだ。それだけだよ。今は深く考えていない」メルセデス側にもニコ・ロズベルグを替えたいという意向は見られず、チームはこれまで何度も今の2人がグリッド上で最高のドライバーペアだと強調している。