ニコ・ロズベルグは、メルセデスから2017年シーズン以降も契約を延長するかどうかを待たされることになりそうだ。2014年7月、ニコ・ロズベルグは、2016年末で期限切れになるメルセデスとの契約を延長した。メルセデスに在籍した5年間でニコ・ロズベルグは14勝と22回のポールポジションを獲得したが、ここ2年間でチームメイトのルイス・ハミルトンに次ぐ2位に甘んじている。
メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの対立がチームに影響を及ぼした場合、ドライバーラインナップを変更する可能性があると警告している。ニコ・ロズベルグの将来について質問されたトト・ヴォルフは「素晴らしいラインナップだ」とコメント。「双方がチームの重要な一員であり、今日我々がいる位置にチームをたどり着かせるために役割を果たしてくれた」「しかし、ロズベルグの契約を議論するにはまだ早い。シーズンがどのように展開するか見てみたい」「チームとして全体で発展していきたいエリアがあるし、どうなるか見てみよう」ルイス・ハミルトンは、2018年末まで3年契約を結んでいる。ニコ・ロズベルグの新契約は、来年すぐに結ばれるかと質問されたトト・ヴォルフは「まだわからない」とコメント。トト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが友人である必要はないが、手に負えないほどのライバル関係は望んでいないと語っている。「チーム内のスピリットを維持することが重要だ。時にニコとルイスとの競争は、非常に激しく、競争的だった」「彼らは互いにチャンピオンシップに勝てるクルマで戦っているので理解はできる」「もう一台のクルマの乗るドライバーが友人になることはでいないが、それがガレージの両側に溢れ出ないように注意する必要がある」「我々は過去にチーム内の競争がチームにとって利益を生み出さなかったチームを見てきた」