ニコ・ロズベルグは、ドイツでのF1への関心が低下しているのは奇妙であるとしながらも、自分と同じドイツ出身のセバスチャン・ベッテルには、全盛期のミハエル・シューマッハのような魅力はないと認めた。現在、メルセデスがF1を支配し、ニコ・ロズベルグは勝利のフロントランナーである。加えて、4度のワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルが伝統のフェラーリを駆っている。
しかし、ドイツのレースプロモーターは、グランドスタンドを満員にし、バーニー・エクレストンに料金を支払うことに苦労しており、2015年にはF1カレンダーからドイツが消えた。「今年、グランプリを失ったのは期待はずれだったけど、来年は戻ってくる」とニコ・ロズベルグは Marca に述べた。「ドイツのないチャンピオンシップはちょっと奇妙だった。僕たちはそれを必要としている」「バーニーがお金を欲しがったから僕たちはそれを失った。それ以前からちょっと関心が低くなっているという問題があった。僕たちははメキシコであらゆる人々と興奮を目にした。エモーションは素晴らしいものがあったけど、ドイツではそうではない」「(ミハエル)シューマッハの時代以降、それは変わっていった」とニコ・ロズベルグは続ける。「僕たちはボリス・ベッカーが戦っていたときにはテニスも見ていたけど、その後、それは下降していった」だが、ニコ・ロズベルグ自身、そして、メルセデスとセバスチャン・ベッテルはドイツの国旗を背負ってF1を戦っている。「そうだね。でも、僕たちはシューマッハではない。状況を改善するためには何が起こっているかを理解することが重要だ」ミハエル・シューマッハは、1984年にドイツ初のF1ワールドチャンピオンとなり、1995年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年と7度のワールドタイトルを獲得。F1史上、最も成功を収めたF1ドライバーとなった。ニコ・ロズベルグは、MotoGPのバレンティーノ・ロッシとマルク・マルケスのようなライバル関係があればその助けになると考えているが、2016年にはフェラーリがメルセデスを激しく追い詰める必要があると認めている。
全文を読む