ニコ・ロズベルグは、F1バーレーンGPの決勝レースでのルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソをコース外に押し出したように見えた件でレース後の審議対象となっていたが、ペナルティは免れた。スチュワードはレース後、ルイス・ハミルトンが11周目にピットアウトしてポジションを取り戻そうとした際のニコ・ロズベルグとの一件の詳細に調べるために、ドライバーとチーム代表と話し合いを行った。
ニコ・ロズベルグは、ターン3の出口でポジションを守るために右に移動。ルイス・ハミルトンはターン4手前でコース外からロズベルグを追い抜いた。その後、フェルナンド・アロンソも同じ場所でニコ・ロズベルグにオーバイテイクを仕掛けた際に、コース側に押し出されたように見えた。スチュワードは、問題を調査し、ニコ・ロズベルグはポジションを守るために“コンスタントかつ連続したストレートラインのマナー」で右側に動き、ルイス・ハミルトンが追い抜きを仕掛け始めたときにロスベルグと並んでいなかったので、ロズベルグは間違ったことはしていないと判断。フェルナンド・アロンソとの件にも同様の判断をした。決定を聞いたフェルナンド・アロンソは「今後レースは楽しくなると思うよ! 望めばポジションを守ることができるし、トラック外でオーバイテイクすることができるんだからね! お楽しみに!」とTwitterに投稿した。