ニコ・ロズベルグは、F1バルセロナテスト2日目の最多となる131周を走行し、いくつかロングランを行うことができたが、メルセデスGPはまだマシンに満足していないことを認めた。ニコ・ロズベルグは午後の走行でよりタイヤに一貫性を見い出していたが、まだW02のペースは上位勢には及んではない。
現時点でまだMGP 02のパフォーマンスを引き出せていないかと質問されたロズベルグは「確かにそうだね。まだだよ」とコメント。「僕たちのプランは常に信頼性テストができるマシンを持つことだった。まだ解決する必要がある問題はあるけど、それはうまくいっている」「まもなくパフォーマンスに目を向けていくつもりだ。次のテストだと思っているし、開幕戦では僕たちのポジションがわかるだろう。それまでは難しい」ニコ・ロズベルグは、ロングランでのピレリタイヤの繊細さによって今シーズンはドライバーが大きな差を生むことができると付け加えた。「序盤にタイヤを労わって、どれくらいの周回でロングランができるか、そして最終ラップまでタイヤをセーブできるかを完璧に判断しなければならないので、ドライバーが鍵となってくる。とても面白くなるだろうね」「特にタイヤは完全に新しい状況なので多くのことを学んでいる。一番は、一発でそれらの最大限を引き出せるドライビングスタイルに関してだ」「例えば、フロントタイヤはステアリングを切り過ぎると、多くのグリップを失ってしまうし、えぐられてしまう。なので、ステアリングで何をするか、どれくらいの角度で切るかについてとても慎重にならなければならない」関連:F1バルセロナテスト2日目:セバスチャン・ベッテルがトップタイム