ダニエル・リカルドは、2024年F1第10戦スペインGPは、RBにとって「非常に奇妙な」週末だったとしながらも、自身のパフォーマンスに満足していた。ダニエル・リカルドは、予選18番手から3つ順位を上げ、スペインGPを15位で終えた。チームメイトの角田裕毅は19位だった。
RB F1チームは、注目すべきアップグレードパッケージを導入したものの、精彩を欠く週末となった。「最初から、競争力という観点では、僕たちはそこにいなかった」とリカルドは認めた。「ここまで順位を落とすとは、本当に本当に奇妙な週末だった」スペインGP前の4レースでポイントを獲得し、直近7レース中6レースでポイントを獲得していたRBは、コンストラクターズ選手権で6位につけている。スペインGPに向けてアップグレードパーツを用意していたため、アストンマーティンと5位を争うことができるのではないかと期待されていた。しかし、リカルドと角田裕毅の両名が改良されたマシンを理解するのに苦戦したため、チームはグリッドの最後から2列目に沈んだ。「正直に言って、今日のレースは良い感触だった」とリカルドは語った。「レースには満足しているし、レースで得たものにも満足している。でも、15位というのは満足できる順位ではない」「今週末のパッケージでは、正直言ってこれ以上のことはできなかったと思う」「これで全てが良くなるとは言いたくないし、そうではないけど、我々は前進する必要がある」「今日のレースについて、チームに今夜伝えるべきたくさんのメモやフィードバックがある」「今後48~72時間のうちに、確認すべきことがたくさんある」気になるのは、ダニエル・リカルドと角田裕毅の両者がマシンのバランスと感触に満足していたことだ。しかし、リカルドはチャンスを最大限に生かしたと信じていたにもかかわらず、それがラップタイムに結び付かなかった。「昨日の予選では悪い予感がしなかった」とリカルドは述べた。「報告会では、裕毅と僕は良いラップをしたと伝えた」「12コーナーで少し問題があったけど、正直なところ、バランスは悪くなかったと思う。ただ、単純に負荷が足りなかっただけだと思う」「おそらく、新しいパッケージのパフォーマンスを最大限に引き出せていなかったのだろう」「今日のレースでは、間違いなくいくつかの制限を感じた。これらの点をチームに報告し、何か解決策を見つけたいと思う」
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