ダニエル・リカルド(RB)は、2024年F1第1戦バーレーンGPの予選を14番手で終えた。1回目のプラクティスでトップタイムをマークしていたリカルドだが、その後のセッションではトップ10内に顔を出すことができずに予選を迎えた。Q1は13番手タイムで突破したリカルドだったが、Q2では14番手に留まり、トップ10入りを果たすことはできなかった。
「自分のポジションやパフォーマンスにはがっかりしている」とダニエル・リカルドは語った。「クソみたいなドライビングをしたわけじゃないけど…ちょっとはあったか。クリアラップを刻んだという実感はなかった。ターン1やターン4でタイムを稼げるという感覚は常にあった」「コース上に常にラップタイムが稼げるとわかっていた部分がいくつかあったけど、それを実際にまとめることができなかった」「少し良くなっても、次のコーナーで少し落ちてしまうから、ある意味で一進一退だった。決して前進することができなかった」リカルドは、特に角田裕毅の実力と比較した場合、自分のパフォーマンスに失望しているようだが、RBが現在いる場所から何マイルも離れていないことも示唆した。「もう少しタイムがあると思うんだけど...裕毅を11位につけた。素晴らしいラップをすればQ3は可能だけど、そうでなければトップ12あたりかな。今のところ、この程度だと思う」「今季のスタートは少し安定したものになると予想していたので、そうはならなかったね。でも、失望しているとは言わない」「自分のセッションには少しがっかりしたけど、全体としては心配したりパニックになったりするような状況ではないと思う」ダニエル・リカルド「今夜の自分のパフォーマンスにはあまり満足していないし、正直言って少しがっかりしている。週末は順調に進んでいたと思うし、予選に向けてかなり自信を持っていた。結局、完全に快適に感じることはなく、ラップ中に何か苦労しているような感じもあっって、良い仕事をしたという気持ちでラインを越えることはできなかった。クルマとペースに関しては、裕毅の位置を見ればわかるように、そこが僕たちの予想していた位置だった。今夜は今週末ここまでで最もフィーリングが良くなかったけど、レースに向けてはトラックやマシンへのアプローチも違うし、明日に向けてはより自信を持っている。ポイント獲得のチャンスはまだあると思う」