ダニエル・リカルドは、ラスベガスでビザ・キャッシュアップRBのF1マシン『VCARB 01』を発表した後、ライバルたちに警告を発した。かつてスクーデリア・アルファタウリとして知られていたチームは、近シーズンに向けてブランド名を変更し、哲学の変更としてレッドブルの上級チームとのコラボレーションを強化した。
レギュレーションに従い、チームはトランスファラブル・コンポーネント(以前のノン-リステッド・パーツ)を許可される限り採用し、フロントとリアのサスペンション、ブレーキとステアリング・システムはすべてレッドブル・テクノロジーが製造したものを採用している。リカルドは昨シーズンのハーフシーズンを経て、F1に戻って最初のフルシーズンをスタートするが、角田裕毅とともに元気いっぱいのオーストラリア人は、目にするものに興奮している。「速くなりそうだけど、見た目もいいなら、それに越したことはない」とリカルドはラスベガスの発表会でRacingNews365に語った。「このチームでは今、いろいろなことが起きている。レッドブルのジュニアチームというだけでなく、それ以上のものにするための新たな段階だと考えている。それは本当に重要なことだ」「メキシコ(2023年)はケガから復帰して2戦目のレースで、そのような状況で結果を出すのに苦労していたチームでのレースだった。今年にむけて僕たちに大きな希望を与えてくれた」「プレシーズンが本格的に始まる今、自分に自信を持っているし、きっと良いことが起こると思う」「確実に表彰台に戻れれば素晴らしいことけど、『今年の表彰台は1回だけで、残りは10位だ』と言ったら、それは私が望んでいることではない」「表彰台はなくても、トップ5にずっと入りたいし、上位で安定した走りを見せたい。それが僕が本当に望んでいることだ。今では人々が忘れ去っているルノーでの2年目(2020年)のようなものだ」「あの年はコンスタントにトップ5、トップ6に入り、表彰台にも何度か上った。それを毎週毎週また達成できるようにしたいと思っている。先「先週は2日間(シミュレーターで)走ったし、来週は撮影日(月曜日、ミサノ)の後にもう1日ある」「クルマに戻れて良かったし、懐かしかった。キャリアのこの時点でも、僕のキャリアのこの時点でも、もしかしたらみんなは僕がこういうことに煩わされないと思っているかもしれないけれど、僕はすべてを楽しんでいる」「それを心の中で感じることは僕にとって重要なことだし、それがモチベーションになって、自分の能力を最大限に発揮できるんだ」