ダニエル・リカルドは、マクラーレンが競争力を高めには時間がかかるかもしれないが、状況に対して明るいオーラを維持している。2回目のプレシーズンテストで新型コロナウイルスに感染して走行できなかったダニエル・リカルドは、2022年F1開幕戦バーレーングランプリの予選で、ランス・ストロール(アストンマーティン)とニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)を上回っただけの18番手でQ1敗退を喫する控えめなパフォーマンスに終わった。
決勝では、スタート時に最後尾に転落したダニエル・リカルドは、その後も後方グループに残り、最終的に完走17名のうち14位でレースを終えた。「もちろん、かなり後ろからのスタートなので、簡単なレースにならないことを分かっていたし、いくつかの課題があった」とダニエル・リカルドは語った。「でも、レースディスタンスを走れてうれしく思っている。特に僕にとってはシーズンで初めてのレースデュスタンスだったからね」。「車をもっと学び、チームにフィードバックを送り、いくつかの興味深いことを感じることができて良かった。車が良いと感じた場所もあったけど、全体的に見て、まだちょっと強みよりも弱点の方が多いと思う。これからその情報をチームに提供して、可能な限り支援していく」「レース1で表彰台に上がりたいと思っていたけど、それからは明らかに遠い。でも、改善する唯一の方法は、協力して可能な限り最も効率的な方法で取り組むことだ」ダニエル・リカルドは「まだ憂鬱になることを拒否している。時期尚早だ」と強調したが、マクラーレンが暫定期間中に急上昇する可能性は低いと警告した。「一夜にして修正されるとは思わない。少し時間がかかるのは確かだろう。僕たちはまだこれらの車の開発と理解の初期段階にあるので、おそらくタイムには、車に適したセットアップを見つけるまで2~3レースはかかるだろう」とダニエル・リカルドは語った。「僕たちが思っているよりも早くに実現するかもしれないという楽観的な見方はまだあるけど、F1を知っていると、必要なラップタイムを見つけるのに少し手間がかかると思う」