マクラーレンF1のダニエル・リカルドは、F1イタリアGPの決勝でフロントロースタートを確保。トレードマークの笑顔と陽気なジョークが戻ってきた。土曜日のスプリント予選で、ダニエル・リカルドは、マックス・フェルスタッペンに次ぐ3位でフィニッシュ。勝者のバルテリ・ボッタスがエンジンペナルティによって最後尾に降格するため、フェルスタッペンとリカルドはフロントローに並ぶことになった。
これは、マクラーレンでのダニエル・リカルドでのベストな予選リザルトとなる。そして、元レッドブルとのチームメイトであるマックス・フェルスタッペンと戦うことになったリカルドは、自分の“イタリアの血統”とフェルスタッペンの“タイトルの願望”についてジョークを語った。「マックスは今年、あまりにも多くのレースに勝っているので、明日はイタリアの血統もあるので、彼はあまり激しく戦うことはないだろう」とダニエル・リカルドは冗談めかして Sky F1 に語った。「彼は 『君がスタートしたら見てよ。僕は君のために残りを守るだけから』と言っていたよ」「それでも2位は彼にとって十分なポイントだし、ファステストラップは彼に譲ろうかな」もちろん、それが現実に起こることは決してないだろうが、ダニエル・リカルドは表彰台で終えることを目指している。しかし、メルセデスのルイスハミルトンが4番手からスタートし、バルテリ・ボッタスが集団を切り抜けてくる可能性があるため、ダニエル・リカルドは、マクラーレンのピットストップが重要になると考えている。「表彰台は目標だし、それがターゲットだ」とダニエル・リカルドは認める。「ピットストップをしっかりやらなければならない。慎重になるとは言いたくないけど、とにかくスマートにこなしたい。より速いマシン、メルセデス勢が、アンダーカットやオーバーカットするチャンスがあるからね」「そのため、そのウィンドウはおそらく僕たちのレースの多くを決定づけるだろう」ダニエル・リカルドは、2021年にチームを移籍したなかで最も新しいチームのマシンに適応することに苦戦しており、いつのまにかリカルドらしさが失われていた。しかし、夏休みから戻って以来、生まれ変わったように調子を上げている。だが、変わったのはマシンではなく、精神的に夏休みが必要だったとし、F1ベルギーGPでフィーリングがすぐに戻ってきたと説明した。「励みになる。最初の6か月はトリッキーだったけど、8月に休憩をとって、実際に少し離れて離れることができたと思う。リセットできた」とダニエル・リカルドは説明した。「すでに、ベルギーでのフリープラクティス1はフィーリングがよかった。特にカレンダー、スケジュール、いつもその中にいて、実際に自分自身を取り除く機会がない」「それは僕がリセットするのに役立った。そして、はるかにフィーリングが良くなった」
全文を読む