ダニエル・リカルドは、F1バルセロナテストの最終日にルノーの新車R.S.20の最大限のペースに近づくことができたと考えている。ダニエル・リカルドは、F1バルセロナテストの最終日にピレリの最も柔らかいC5タイヤで1分16秒276をマークし、6日間のテストの総合3番手タイムを記録した。
ダニエル・リカルドは、チームの様々な走行プランを考えれば、テストから勢力図を読み取るのは難しいと認めつつも、それでも自分の結果はルノーF1チームを後押ししていると感じていると語る。「ただのテストだし、僕たちはC5を履いていたので、控えめな部分はある」とダニエル・リカルドは語る。「メルセデスほど速くないことを知っているし、彼らが何をしていたのかはわからないので先走りたくはない」「必ずしも1番手に興奮するわけではないけど、C5を装着して6番手だったら失望するだろう。少なくともラップができてよかった。タイヤ比較もうまく実施することができた。ポジティブなことがあったのは確かだ」「メルボルンの予選で勝ちに行けるわけではないことは十分に長い時間やっているのでわかっている。それでも、僕たちが速いラップを引き出すことができたのはポジティブなことだ」ダニエル・リカルドは、ラップタイムを改善できた部分はわずかであり、メルセデスのバルテリ・ボッタスが記録した総合トップタイムの1分15秒732を破れたとは考えていない。「常に0.1秒は縮められるとは思うけど、今のところせいぜい1分16秒0、もしくは1分16秒1がベストかもしれない。1分16秒を下回るための0.3秒はないと思う」とダニエル・リカルドはカル。「1セット目のC5から2セット目のC5で良い一歩を踏み出した。0.2~0.3秒は見つけたと思う。別のセットではもう少し見つけることができたかもしれない。現状では問題なかった」ダニエル・リカルドは、昨年のマシンと比較して新車R.S.20のいくつかの重要な改善点を指摘。比較的トラブルのなかったプレシーズンを終えて、マシンの信頼性の向上を歓迎した。「僕たちはマシンの全体的なバランスを改善したと思う。今のところ、リアの方が良いと感じている。中速のコーナーでは、コーナーの立ち上がりが少し難しい」とダニエル・リカルドは語った。「改善されているのは確かだ。これまでのところ、信頼性などはは強い。それは、今年ルノーがそこを改善を本気でプッシュしていることはわかっている。ここまではいい感じだ」