ダニエル・リカルドは、自身の後任としてレッドブルのドライバーを務めるピエール・ガスリーが、チームメイトのマックス・フェルスタッペンにこれほどまで大差をつけられていることに驚いていると語る。ルノーの電撃移籍したダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・ホンダに昇格したピエール・ガスリーは、前半戦を終えた時点でマックス・フェルスタッペンに118ポイントという大差をつけられている。
「今は彼にとって厳しい時期だ。なぜなら・・・現実は現実だ。彼はマックスにかなりの大差をつけられている」とダニエル・リカルドはピエール・ガスリーについてコメント。「レッドブルはマックスに満足しているし、彼の初ポールを喜んでいる。でも、その一方で彼らはもっと多くのポイントを獲得できたかもしれないことを考えていると思う」「現時点でのピエールとの関係がどうなっているのかはわからない。昨年、彼はトロロッソで素晴らしい結果を出した。レッドブルほど良いクルマではなかったのは明らかだ。だが、厳しい状況だ」「マックスがチームメイトであることはわかっている…それにピエールが彼を打ち負かすとは思っていなかった。マックスが彼に勝っていることには驚かないが、そのギャップに驚いている」一方、ダニエル・リカルドはルノーで一貫したパフォーマンスを発揮するのに苦労している。現時点でルノーはコンストラクターズ選手権で6位に沈んでおり、ミッドフィールドのライバルであるマクラーレンに43ポイント差をつけられているダニエル・リカルドはルノー移籍を後悔していないと主張し続けているが、むしろ自分はマックス・フェルスタッペンがいる場所にいたいと認める。「自分がいる場所と彼がいる場所は対照的だ。受け入れるのが難しいとは言いたくないけど、今自分がいる場所よりも彼がいる場所の方好きだ。12か月経ったけど、それでも、まだ何も後悔はしていない」