ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、F1カナダGPでのセバスチャン・ベッテルのペナルティは見逃してもよかったのではないかと考えている。F1カナダGPでセバスチャン・ベッテルに科せられた5秒加算ペナルティの妥当性については多くの議論を生んでおり、金曜日にはFIAが再審を請求したフェラーリを招集して聴聞会を行うことになっている。
ダニエル・リカルドは、現在のF1のルールには一貫性がないと考えており、スチュワードは常識的にレース捉えてもいいはずだと語る。「残念ながら、ケース・バイ・ケースだと思う。常にクリアとはいかない。たとえルールに書かれているとしても、状況によって良識を働かせるべきだと思う」」とダニエル・リカルドはコメント。「ベッテルとハミルトンのケースは見逃すべきだったと思う。もし、ベッテルがルイスがウオールに触れるまで追いやって、レースを終えていたならば話は別だ。確かに多少は押し出したかもしれないけど、あれはラインの一部で彼の軌道だったと思うし、元々あのあたりを走ることになっていたはずだ」 「少し厳しくしたというのであれば、仕方ない。でも、彼は勝利を争っていたわけだし、今年はメルセデスが全勝しているしね。ベッテルや他の誰かがルイスをウオールに追いやったのならともかく・・・別に敗者の肩を持つわけではないけど、芝をカットしたぐらいはもう少しオープンに考えてもいいと思う。F1の勝利が懸かっているんだから、重要だ」
全文を読む