ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、サッカー界のスター選手であるクリスティアーノ・ロドウドやメジャーリーガーの大谷翔平らのエージェントであるCAAスポーツと契約を結んだ。ダニエル・リカルドは、昨年の長い意思決定プロセスを経て、今年からレッドブル・レーシングからルノーに移籍した。
ダニエル・リカルドは正式な代理人を立てていなかったが、昨シーズンの契約交渉時には以前に商業活動についてコネクションのあったオーストラリアのThe Sports Groupが顧問を務めていた。レッドブルからの離脱によってダニエル・リカルドは、契約交渉において完全に独立した状態だった。今週末の母国でのホームグランプリである開幕戦オーストラリアGPに先立ち、ダニエル・リカルドは“コース内外のプロトしてのキャリアのあらゆる分野を代理する”ためにクリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシーの子会社であるCAAスポーツとエージェント結んだことを発表した。同社には、元メルセデスのF1ドライバーであるニコ・ロズベルグ、サッカー界ではユヴェントスのクリスティアーノ・ロナウド、トッテナムのハリー・ケイン、NBA界ではマイアミ・ヒートのドウェイン・ウェイド、野球界では大谷翔平など、スター選手が所属している。CAAスポーツは「スポーツ、エンターテインメント、ポップカルチャーは、世界のスポーツ市場でダニエルに新たなビジネスチャンスを創出する」と声明で述べた。ダニエル・リカルドのレースキャリアは、カート時代から2018年の終わりまで、長年の後援者であるレッドブルによって進められてきた。ダニエル・リカルドは、2011年にHRTにローン移籍でF1デビュー。特年からトロロッソで2シーズンを戦った後、レッドブルに昇格して7勝を挙げている。ダニエル・リカルドは、レッドブルがホンダにF1エンジンを変更したこと、マックス・フェルスタッペンに肩入れするレッドブルの態度がルノー移籍を決断した理由の一部だと語っている。
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