ルノーF1チームのダニエル・リカルドが、2019年のF1世界選手権で着用するヘルメットを公開した。ダニエル・リカルドは、昨シーズン限りで7勝を挙げたレッドブル・レーシングを離れ、今季からルノーF1チームで新たな挑戦をスタートさせた。これまではレッドブルのカラースキームを取り入れたヘルメットを着用してきたダニエル・リカルドだが、当然ながら、今年からレッドブルのロゴはリカルドのレースギアからは姿を消す。
F1プレシーズンテストではダニエル・リカルドが着用したヘルメットは、これまでとは全く異なるパステルカラーのピンクをベースとしており、“TEST”の文字が描かれていた。ダニエル・リカルドは、開幕戦オーストラリアGPに向けて正式なデザインを準備していると語っていた。「このヘルメットについて少し取材されるけど、“テスト”コンセプトだ」とダニエル・リカルドは語っていた。「メルボルンでわかるだろうけど、異なっているものになるだろう。ヘイローがついたことで、伝統的だったり、典型的なものにはならないだろう。ラインはもう意味はなくなった」「典型的なヘルメットは避けようとしているし、ファンキーであるべきだ。現代的な芸術の一種だ」公開されたヘルメットは、パステルカラーのピンク、水色がマッドカラーで塗られ、“TEST”と書かれていた部分は“FORWARD(前進)”に変更されている。背面にはリカルドの愛称である“HONEY BADGER”の文字とともに“PLAY DIRTY”“STAY FAIR”というメッセージが入れられている。