レッドブルのダニエル・リカルドが、2019年にメルセデスへ移籍することを検討しているとの推測を生んでいる。先週、ダニエル・リカルドは、将来ルイス・ハミルトンとチームメイトを組みたいとインタビューで語っていた。もう一人にはフェルナンド・アロンソに名前を挙げている。
「ずっと言ってきたことではあるけど、アロンソもしくはルイスと戦っている自分を見てみたい」とダニエル・リカルドはコメントしている。フェラーリへの移籍も噂されているダニエル・リカルドだが、セバスチャン・ベッテルが2019年までフェラーリに残留することが決定したため、その可能性は低いとみられている。2014年にレッドブルでパートナーを務めたダニエル・リカルドは「もちろん、セブとはそのチャンスがあった」とダニエル・リカルドはコメント。「マックスともパートナーを組んでいるし、少なくともあと一年はマックスとパートナーを組むことになる」F1アメリカGPでは、マックス・フェルスタッペンとレッドブルの2019年までの契約延長が発表されたが、ダニエル・リカルドは将来について近い将来の発表はないだろうと語る。「全てがどのように形を整えていくかを確認する時間が僕にはあると思う」とダニエル・リカルドはコメント。「それは今シーズン終盤だけでなく、来年の序盤にも集中する時間を僕に与えてくれる」レッドブルとダニエル・リカルドの契約は2018年末で終了する。レッドブルはマックス・フェルスタッペンを中心にチームを形成していくことを示唆しており、ダニエル・リカルドはレッドブルに不満を感じているのは驚きではない。Sky Sport F1 のコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルは、メルセデスが2019年にダニエル・リカルドと契約すると示唆している。レッドブルのコメントについてマーティン・ブランドルは「それはレッドブルがリカルドを外すと言っているようなものだ」とコメント。「それはリカルドが2019年にメルセデスに行くと言っているように感じる」メルセデスでルイス・ハミルトンのチームメイトを務めるバルテリ・ボッタスは、2018年まで契約を1年延長している。レッドブルは、現在のエンジン供給元であるルノーとの契約を2018年限りで失うとされている。エンジン変更はまだ発表されていないが、チームの将来はまだ不確実となっている。だが、少なくとも現時点ではダニエル・リカルドはレッドブルへの忠誠を誓ったままだ。「僕はブランドが大好きだし、もちろん、チームのことも大好きだ」とダニエル・リカルドはコメント。「僕たちはずっとお互いにうまくやってきた。その点ではすべてが本当によかった。でも、パフォーマンスがチェックボックスの1番目であるのは確かだ」「速いクルマに乗れるか、トップチームにいることができるかが基準だ。それが最大のことだ」「それはまさにレッドブルがやっていく必要のあることだ。全てが正しい方向に進んでいる。現時点ではすべてがかなり本当にポジティブだ」「でも、これまでもそうだったし、去年もそうだったけど、シーズン終盤になってよくなっている」「僕たちはちょっと向上してきたけど、そのあと何らかの理由で僕たちは次のシーズンのスタートでちょっと後退する」2018年シーズン序盤のレッドブルのシャシーのパフォーマンスが残留か離脱かの決定的な要因になるかと質問されたダニエル・リカルドは「そうなると思う」と述べた。
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