ダニエル・リカルドは、今週末F1アメリカGPを伝説的なスタントマンとして知られる故エベル・ナイベルをトリビュートした特別ヘルメットで戦う。エベル・ナイベルは、アメリカで活躍したスタントライダー。1971年にはナイベルは南カリフォリニアにおいて当時の世界記録となる自動車19台越えの大ジャンプ を成功させ、この記録はこの後27年間に渡り破られることはなかった。
ヘルメットは、エベル・ナイベルが生涯を通して使い続けた星があしらわれたデザインを採用。また、ヘルメットサイドには『Color me “lucky”(オレは幸運)』のスローガンが記されている。これは、1967年にラスベガスのシーザーズ・パレス内にある巨大噴水を飛び越えるバイクスタントに挑んだが、不運にも彼は着地に失敗し40カ所以上を骨折、1ヶ月間の昏睡状態に陥った後、生還を果たしたことに所以する。F1ドライバーは1年を通して同じヘルメットデザインを使用することが義務付けられているが、特別仕様に限って1回のみ普段と異なるデザインのヘルメット着用が認められている。
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