ダニエル・リカルドは、現在では、レッドブルのルノー製F1エンジンはフェラーリと同等だと考えている。レッドブルは、メルセデスとフェラーリに遅れをとってシーズンを開始したが、ダニエル・リカルドは、タグ・ホイヤーのバッチを付けたルノーのパワーユニットが、レッドブルのすでに強いシャシーを生かせるまでに大きな進歩を果たしたと感じている。
「シーズン開幕時には、昨シーズン末と比較してあまり大きくの期待はせずにメルボルンに入った」とダニエル・リカルドはコメント。「でも、僕たちにはより多くのパワーがあったし、その後のアップデートも助けになった。それ以降も僕たちはちょっとずつ見い出している」「両面で素晴らしい改善を果たした。パワーユニットによってシャシーもうまく機能している」「今、僕たちは2016年のフェラーリエンジンとほぼ同じレベルにいる。それはポジティブだ。彼らは昨年、本当に大きなステップを果たした」「僕たちはトロ・ロッソが搭載している2015年のフェラーリを追い越したし、正しい方向に進んでいる。それは今の僕たちが求めることができる全てだ」「引き続き改善が見られる限り、僕たちは自分たちの実力を発揮していける」過去4戦で、レッドブルは、フェラーリとの25ポイント差をひっくり返して、22ポイント差をつけている。しかし、ダニエル・リカルドは、今週末のモンツァでのホームグランプリでフェラーリがパフォーマンスを発揮してくると考えている。「彼らはモンツァで僕たちを倒す有力候補だと思う」「でも、もし僕たちがモンツァで彼らを倒すことができれば、その先の名目上で僕たちにより適しているはずのシンガポールや鈴鹿はかなり良いレースになるだろう。「でも、彼らを除外するつもりはない。僕たちはメルセデスと戦う準備はできているけど、フェラーリもアクションに加わると想定している」