2012年のトロ・ロッソのレースドライバーに決定したダニエル・リチャリドが現在の心境についてインタビューに答えた。ダン、スクーデリア・トロロッソのシート獲得おめでとう。どんな気分ですか?信じられない気分だよ! 来シーズン何をしているかをわかっていて、それだけに集中できるのは嬉しい。今年すでに多くの時間を過ごした優れた人々のグリープと働くことを楽しみにしている。2012年をとても楽しみにしている。
どのようにしてシート獲得を知ったのですか?実は家にいて、夕食後に電話がかかってきた。短くて端的な連絡だったけど、僕が聞きたかったニュースが全て含まれていた。最高のクリスマスプレゼントだし、かなりほっとしたよ。そのとき父親と母親がいたので、部屋を出て行って彼らにニュースを伝えたんだ。かなり特別な気持ちだった。ブラジルの最後のレース以降、2012年に走れないかもしれないと心配になりましたか?何かが決定するまでは、いつだってちょっと心配なものだよ。でも、レッドブルのみんなが僕のことを考えてくれているのはわかっていたし、今年は彼らに2012年のシートを見つけてもらうための十分に良い仕事ができたと感じていた。成し遂げられると確信していた。フリープラクティスで走ることから始まり、そのあと実際にシルバーストンから最後の11戦でレースをするという忙しい一年でしたね。今年学んだ一番の教訓はなんですか?一年を振り返ると、これまでの人生のなかでもかなり移動が多かったし、本当に疲れてしまうことがわかった。なので、できる限り効果的に休める時間を作ることが重要だと学んだ。今年得たものは大きいし、ドライビング面でもリザーブドライバーとして仕事のすべてを見ることができた。でも、実際にレースをしてみるまでは何が必要かはわからないものなのでそれも重要な教訓だった。正しいプライオリティを設定して、他でエネルギーを浪費してはいけないことを学んだよ。新しいチームメイトのジャン・エリック・ベルニュはどれくらい知っていますか?かなり良く知っているよ。同じ日にレッドブル・ジュニアチームの一員として参加したし、ルノー2.0シリーズではチームメイトだった。何度かフランスの彼の家に行ったこともあるし、一緒にカートに行ったこともある。レーシングドライバー、チームメイトとしてかなり良い関係を築いてきた。進歩するにつれ、僕たちのライバル心も強くなっていったけど、重要なのは僕たちはお互いを尊敬していることだ。僕たちは他の誰よりも互いを打ち負かしたいと思っているし、初めて一緒にレースをしたときからそんな感じだ。良いことだと思うし、与えられた機材の最大限を引き出せると思う。来年は僕たち二人にとって本当の意味でのテストになるだろう。いつヨーロッパに戻る予定ですか?ローレン(メキース、チーフエンジニア)と話をして、プレシーズンのプログラムをまとめているところだ。仕事に取り掛かり、できる限り準備できるように、新年のとても早い時期にオーストラリアの美しい夏を捨てて、凍えるようなイタリアに向かうことになるだろうね。冬のトレーニングを頑張には最高のインセンティブですね。そうだね。トレーナーはクルスマスまで気楽に過ごしていていいと言っていたけど、ドライブできると聞いて、ジムに行って鍛えたいと思っているよ。契約した今、実際にトロ・ロッソの来季マシンに技術的なインプットをできるということになりますか?そうだね。早めに始められるエリアはいくつかある。例えば、コックピットやステアリングホイールのレイアウトのポジションにはいくつか異なる選択肢があるし、チームはすでに僕の好みを聞いてきている。テストに入ったときに、快適に感じて、マシンを自分のものだと感じなけければならないしね。関連:トロ・ロッソ、2012年のリカルド&ベルニュの起用を発表!