バーレーン・インターナショナル・サーキットで行われている2026年第2回F1プレシーズンテストは最終日前午前の走行を終え、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップタイムを記録した。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、マクラーレンのオスカー・ピアストリが続き、開幕戦オーストラリアGPを前に各チームが最終確認を進めている。
ルクレールは酷暑のなかで4時間のセッションを走り切り、1分33秒689をマーク。アントネッリに約0.2秒、ピアストリに約0.6秒の差をつけた。レースディスタンスを消化しながら多くのデータを収集し、フェラーリの順調さを印象づけた。フェラーリは水曜にエキゾーストウイングレット、木曜には“逆さ”リアウイングが話題を呼んでおり、技術的にも注目を集めるなかでポジティブな流れを維持している。一方、アントネッリとピアストリはともにトラックタイムを一部失った。メルセデスは空気圧系のトラブルによりコース上でストップし、残り約2時間で赤旗の原因となった。マクラーレンもマシン後方の作業で約30分間ガレージに留まった。ハースF1チームのエステバン・オコンはレース距離をこなしながら4番手。レッドブル・レーシングのアイザック・ハジャーが5番手につけ、ターン8でオーバーランして悔しさを見せる場面もあったが、安定した朝の走行を披露した。アルピーヌのピエール・ガスリーが6番手、レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドが7番手。リンドブラッドはロングラン中にレースエンジニアから称賛を受けている。ウィリアムズのカルロス・サインツJr.、アウディのニコ・ヒュルケンベルグが続いた。キャデラックF1チームは3日連続で静かな立ち上がりとなり、セルジオ・ペレスは最初の約90分で走行距離が伸びなかったものの、その後プログラムを進め周回数を重ねた。アストンマーティンは木曜午後にフェルナンド・アロンソがストップした影響もあり、金曜午前は終了20分前までコースに姿を見せず、厳しいプレシーズンが続いている。新パワーユニットパートナーのホンダは声明で、アロンソのマシンにバッテリー関連の問題が発生したことを認め、日本の拠点で確認作業を進めていると説明。さらにパワーユニット関連パーツの不足により、ランス・ストロールの走行は「大幅に制限される」としている。午後のセッションでは6チームがドライバーを交代予定。メルセデスはアントネッリのストップを受けて新しいパワーユニットを搭載する。一方、フェラーリ、ウィリアムズ、レーシングブルズ、アストンマーティン、アルピーヌはルクレール、サインツJr.、リンドブラッド、ストロール、ガスリーが引き続き走行を担当する。2026 F1バーレーンテスト最終日 午前1.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分33秒689 / 80周2.アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス) - 1分33秒916 / 49周3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン) - 1分34秒352 / 66周4.エステバン・オコン(ハース) - 1分34秒494 / 82周5.アイザック・ハジャー(レッドブル) - 1分34秒511 / 59周6.ピエール・ガスリー(アルピーヌ) - 1分34秒846 / 57周7.アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ) - 1分35秒238 / 77周8.カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ) - 1分35秒252 / 66周9.ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ) - 1分35秒019 / 64周10.セルジオ・ペレス(キャデラック) - 1分40秒842 / 61周11.ランス・ストロール(アストンマーティン) - タイム計測なし / 2周