2025年F1第18戦シンガポールGP終了後、最新のポイントランキングが発表され、マクラーレンが今季のコンストラクターズ選手権を制覇した。昨年に続く2年連続の戴冠で、チームは残り6戦を残して早くも王座を確定させた。ピアストリとノリスのダブル表彰台は逃したものの、両ドライバーの安定した上位フィニッシュにより通算650ポイントに到達。2位メルセデスに325点差をつけ、近年でも最速ペースの戴冠となった。
ピアストリが首位堅守、ノリスは差を縮められずドライバーズランキングではオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が336ポイントで首位を維持。2位のランド・ノリス(同)は314ポイントで続き、チームメイト対決が終盤戦の焦点となる。一方、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は273ポイントまで迫り、上位3人による争いが続いている。メルセデス勢では、シンガポールGPを制したジョージ・ラッセルが今大会最大の加点幅(+25)を記録し、ランキング4位を確固たるものにした。フェラーリ勢のシャルル・ルクレールとルイス・ハミルトンはそれぞれ173点と125点で5位と6位に位置している。中団勢は足踏み、角田裕毅は20点で変動なし中団グループでは、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)70点、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)39点、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)37点と変動なし。レッドブルの角田裕毅も今回ノーポイントに終わり、依然として20点で14位をキープしている。マクラーレンが2年連続制覇、ステラ代表「全員の努力の結晶」今季のマクラーレンはここまで12勝を挙げ、7度の1-2フィニッシュ、9回のポールポジションを記録。早々にタイトルを確定させた。チーム代表のアンドレア・ステラは「この結果は全員の努力の結晶だ。技術的な変革を控える中で、今後もこの勢いを維持したい」とコメントした。2025年F1ドライバーズポイント1.オスカー・ピアストリ (マクラーレン) - (336)2.ランド・ノリス (マクラーレン) - (314)3.マックス・フェルスタッペン (レッドブル) - (273)4.ジョージ・ラッセル (メルセデス) - (237)5.シャルル・ルクレール (フェラーリ) - (173)6.ルイス・ハミルトン (フェラ-リ) - (125)7.アンドレア・キミ・アントネッリ (メルセデス) - (88)8.アレクサンダー・アルボン (ウィリアムズ) - (70)9.アイザック・ハジャー (レーシングブルズ) - (39)10.ニコ・ヒュルケンベルグ (ザウバー) - (37)11.フェルナンド・アロンソ (アストンマーティン) - (36)12.カルロス・サインツJr. (ウィリアムズ) - (32)13.ランス・ストロール (アストンマーティン) - (32)14.リアム・ローソン (レーシングブルズ) - (30)15.エステバン・オコン (ハース) - (28)16.角田裕毅 (レッドブル) - (20)17.ピエール・ガスリー (アルピーヌ) - (20)18.ガブリエル・ボルトレト (ザウバー) - (18)19.オリバー・ベアマン (ハース) - (16)20.フランコ・コラピント (アルピーヌ) - (-)21.ジャック・ドゥーハン (アルピーヌ) - (-)2025年 F1コンストラクターズポイント1.マクラーレン - (650)2.メルセデス - (325)3.フェラーリ - (298)4.レッドブル - (290)5.ウィリアムズ - (102)6.レーシングブルズ - (72)7.アストンマーティン - (68)8.ザウバー - (55)9.ハース - (46)10.アルピーヌ - (20)