2022年F1第5戦マイアミGPの決勝が5月8日(日)にアメリカ・フロリダ州のマイアミ・インターナショナル・オートドロームで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が優勝し、今季3勝目を挙げた。初開催となるマイアミGP。NFLチームのマイアミ・ドルフィンズの本拠地であるマイアミ・ガーデンズのハードロックスタジアムの周りに建設された半公道のマイアミ・インターナショナル・オートドロームは、反時計回りの全長5.41kmに19のコーナー、3つのストレート、3つのDRSゾーンを備える。
日曜日のマイアミは決勝までに何度か雨が降ったが、現地時間15時30分に気温33度、路面温度40度のドライコンディションで57周のレースのスタートが切られた。優勝は3番グリッドからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)。オープニングラップで2番手に順位を上げたフェルスタッペンは、9周目にホームストレートでシャルル・ルクレールをオーバーテイクしてリードを奪う。終盤のセーフティカー後にルクレールの猛追を受けるが、なんとか抑え切り、今季3勝目、通算23勝目を挙げた。フェステストラップも記録して、記念すべきマイアミGPの初代ウィナーとなった。2位はシャルル・ルクレール、3位はカルロス・サインツとスクーデリア・フェラーリがダブル表彰位を獲得。4位にはセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)が続いた。今回の結果により、ドライバーズランキング首位のシャルル・ルクレール(104)と2位のマックス・フェルスタッペン(85)との差は19ポイント、コンストラクターズランキング首位のスクーデリア・フェラーリ(157)と2位のレッドブル・レーシング(151)との差は6ポイントとなった。5位にはジョージ・ラッセル、6位にはルイス・ハミルトンが続いて、メルセデスF1がダブル入賞。ラッセルはセーフティカーが入るまで第1スティントを延ばす作戦が奏功し、12番手スタートから7つ順位を上げた。7位にはバルテリ・ボッタス(アルファロメオF1チーム)、8位には最後尾スタートのエステバン・オコン、9位にはフェルアンド・アロンソとアルピーヌF1チームがダブル入賞。10位ノアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)は今季2度目の入賞。スクーデリア・アルファタウリは、角田裕毅が13位、ピエール・ガスリーがリタイアとノーポイント。完走15台(完走扱い17台)。※レース後、ダニエル・リカルド(マクラーレン)に5秒ペナルティが適用されて13位に降格。ランス・ストロールが11位、角田裕毅が12位に繰り上がった。2022年 F1マイアミGP 決勝 順位・結果 順位NoドライバーチームGAPINTPIT 133マックス・フェルスタッペンレッドブルLAP571 216シャルル・ルクレールフェラーリ3.7863.7861 355カルロス・サインツフェラーリ8.2294.4431 411セルジオ・ペレスレッドブル10.6382.4092 563ジョージ・ラッセルメルセデス18.5827.9441 644ルイス・ハミルトンメルセデス21.3862.7861 777バルテリ・ボッタスアルファロメオ25.0733.7051 83フェルナンド・アロンソアルピーヌ28.3863.3131 931エステバン・オコンアルピーヌ32.1283.7421 1023アレクサンダー・アルボンウィリアムズ32.3650.2371 1118ランス・ストロールアストンマーティン37.0264.6611 1222角田裕毅アルファタウリ40.1463.1202 133ダニエル・リカルドマクラーレン40.9020.7562 146ニコラス・ラティフィウィリアムズ49.9369.0341 1547ミック・シューマッハハース73.30523.3692 1620ケビン・マグヌッセンハース  3 DNF5セバスチャン・ベッテルアストンマーティン  2 DNF10ピエール・ガスリーアルファタウリ  3 DNF4ランド・ノリスマクラーレン  1 DNF24周冠宇アルファロメオ  1
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