2021年 F1メキシコGPの決勝が11月7日(日)にメキシコシティのエルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペンが優勝。セルジオ・ペレスも3位表彰台を獲得し、レッドブル・ホンダがダブル表彰台を獲得した。2年ぶりの開催となったF1メキシコGP。セルジオ・ペレスの母国ということもあり、満員の観客が詰めかけた。天候は快晴で、気温は20℃、路面温度は46.3℃のドライコンディションで71周の決勝レースはスタートした。
優勝はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。3番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、1コーナーまでのストレートでバルテリ・ボッタス(メルセデス)のスリップストリームを使ってリードを奪うと、圧倒的なペースでレースを支配。今季9勝目を挙げて、2位でフィニッシュしたランキング2位のルイス・ハミルトンとの差を19ポイントに拡大した。チームメイトのセルジオ・ペレスもハミルトンまで1.197秒差迫って3位でフィニッシュしてレッドブル・ホンダがダブル表彰台。ペレスはメキシコ人ドライバーとして初めて母国グランプリで表彰台に上がった。メルセデスF1は、レース終盤にバルテリ・ボッタスを2度もソフトタイヤに交換させてファステストラップを奪い、コンストラクターズ選手権で1ポイントのリードをキープした。ポールポジションからスタートしたボッタスだが、オープニングラップでダニエル・リカルド(マクラーレン)と接触してスピン。15位でレースを終えた。4位はアルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリー。コンストラクターズ選手権5位のアルピーヌはフェルナンド・アロンソが9位でフィニッシュしたことで、ポイント数は同点に並んだ。ホンダF1エンジン勢は3台が入賞を果たした。5位はシャルル・ルクレール、6位にはカルロス・サインツとフェラーリ勢がダブル入賞。ライバルのマクラーレンはランド・ノリスが10位となり、コンストラクターズ選手権で逆転して3位に浮上した。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は、オープニングラップでエステバン・オコン(アルピーヌ)に接触してリタイア。同じくオコンに接触したミック・シューマッハ(ハース)もリタイアし、完走18台となった。3連戦の初戦を終えたF1は、来週、インテルラゴスでF1ブラジルGPを戦う。2021年 第18戦 F1メキシコGP 決勝 結果・タイム 順位NoドライバーチームGAPLAPINT 133マックス・フェルスタッペンレッドブル・ホンダLAP711 244ルイス・ハミルトンメルセデス16.55516.5551 311セルジオ・ペレスレッドブル・ホンダ17.7521.1971 410ピエール・ガスリーアルファタウリ・ホンダ63.84546.0931 555シャルル・ルクレールフェラーリ81.03717.1921 616カルロス・サインツフェラーリ1L3.8331 75セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1L7.6281 87キミ・ライコネンアルファロメオ1L5.1011 93フェルナンド・アロンソアルピーヌ1L8.5301 104ランド・ノリスマクラーレン1L2.5371 1199アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1L34.7731 126ダニエル・リカルドマクラーレン1L0.8902 1331エステバン・オコンアルピーヌ1L11.4841 1418ランス・ストロールアストンマーティン2L17.5862 1577バルテリ・ボッタスメルセデス2L24.9824 1663ジョージ・ラッセルウィリアムズ2L5.8691 1722ニコラス・ラティフィウィリアムズ2L14.4882 189ニキータ・マゼピンハース3L75.7092 DNF47ミック・シューマッハハース  0 DNF14角田裕毅アルファタウリ・ホンダ  0
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