2021年 F1プレシーズンテストが3月15日(土)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで2日目を迎え、午前中の4時間のセッションが終了。マクラーレンのダニエル・リカルドがトップタイムを記録した。2日目の天候も晴れ。前日のような砂嵐ではないものの、風の強いコンディションのなか、気温23度、度面温度33度のドライコンディションで4時間のセッションはスタートした。
午前中のトップタイムを記録したのはマクラーレンのダニエル・リカルド。前日も午前にトップタイムを記録しているリカルドは、53周を走行してC3コンパウンドで1分32秒215をマーク。前日とほぼ同じタイムとなった。午後からはランド・ノリスにバトンタッチする。2番手タイムはアルピーヌF1のフェルナンド・アロンソ。2月の自転車事故で骨折した顎に2枚のチタンプレートが入っていることを明かしたアロンソだが、60周を走行して1段階硬いC2コンパウンドでトップから1.24秒差となる1分32秒339をマークした。アロンソは午後もテストを継続する。3番手タイムはレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス。移籍後初の公式テストとなったペレスは、RB16Bで39周を走行し、C2コンパウンドでトップから0.263秒差となる1分32秒478をマークした。ペレスは午後もテストを継続する。4番手タイムはウィリアムズのニコラス・ラティフィ。最も柔らかいC5タイヤで47周を走行して1分32秒541をマークし、ホンダF1エンジン勢に割って入った。5番手タイムはスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅。57周を走行してC4タイヤでトップから0.469秒差となる1プ32秒684をマーク。午後はピエール・ガスリーがテストを引き継ぐ。6番手はスクーデリア・フェラーリのカルロス・サインツ。派手にスピンする場面もあったサインツは56周を走行してC3タイヤで1分33秒072をマークした。7番手はハースF1のニキータ・マゼピン。午前中最多となる76周を走り込み、C4タイヤで1分33秒399をマーク。8番手はメルセデスF1のルイス・ハミルトン。ターン13でスピンを喫して赤旗の原因となったが、58周を走行してC2コンパウンドで1分33秒399をマークした。午後からはバルテリ・ボッタスがテストを引き継ぐ。9番手はアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィ。10番手のアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルはギアボックストラブルによって終了間際までガレージで過ごすことになり、10周の走行に留まった。2021年 F1プレシーズンテスト2日目(午前) 結果・タイム 順位NoドライバーチームタイムGAP周回 13ダニエル・リカルドマクラーレン1分32秒215 52C3 214フェルナンド・アロンソアルピーヌ1分32秒3390.12460C2 311セルジオ・ペレスレッドブル1分32秒4780.26339C2 46ニコラス・ラティフィウィリアムズ1分32秒5410.32647C5 522角田裕毅アルファタウリ1分32秒6840.46957C4 655カルロス・サインツフェラーリ1分33秒0720.85756C3 79ニキータ・マゼピンハース1分33秒1010.88676C4 844ルイス・ハミルトンメルセデス1分33秒3991.18458C2 999アンドニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分36秒0183.80373C2 105セバスチャン・ベッテルアストンマーティン1分38秒8496.63410C3