F1 バーチャルGPの第4戦が5月3日(日)に開催され、レッドブル・ホンダのF1ドライバーであるアレクサンダー・アルボンが初優勝を飾った。F1は、新型コロナウイルスの世界的な流行によって2020年のF1世界選手権の開幕が遅れていることへの穴埋めとして、新しいeスポーツイベント『F1 Esports Virtual Grand Prix』を開催している。
F1バーチャルGPは、コードマスターズが開発した公式ゲーム『F1 2019』が使用されている。第4戦はオランダGPの代替として開催されたが、ザントフォールトは昨年版のゲームには収録されていないため、ブラジルGPの舞台であるインテルラゴス・サーキットが使用された。現役F1ドライバーはランド・ノリス(マクラーレン)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)、アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が参加。第3戦に参加したカルロス・サインツ(マクラーレン)は今大会は不参加となった。レースは、ポールポジションのストフェル・バンドーン(メルセデス)がスタートに失敗して、エンツォ・フィッティパルディ(フェラーリ)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)と接触。アレクサンダー・アルボンがリードを奪い、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が続く展開となった。その後、アレクサンダー・アルボンとシャルル・ルクレールは抜きつ抜かれつの激しいレースを展開。最初にルクレールがピットインしてハードタイヤに交換。アルボンは数周長く走り続け、ミディアムタイヤに交換した。2人は引き続き、順位を入れ替えながら激しいバトルを進めたが、シャルル・ルクレールがトラックリミット違反で3秒のペナルティを科せられたことでレースは事実上決まった。ルクレールのペナルティに関係なく、トップでチェッカーを受けたアレクサンダー・アルボン。バーチャルGPで初優勝を成し遂げ、ルクレールの連勝にストップをかけた。ルクレールにペナルティによって2位にはジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)が続いた。優勝したアレクサンダー・アルボンは「身体にアドレナリンがかなり湧き出ていて、ラインを超えた後は身体が震えて、汗をかいていたよ。チームと戦略によってペースが得られたと思う。シャルルはとても速かったね」と語った。F1バーチャルGP 第4戦 結果PositionDriverTeam1Alex AlbonRed Bull Racing2George RussellWilliams3Charles LeclercFDA Hublot Esports Team4Stoffel VandoorneMercedes5Esteban GutierrezMercedes6Christian LundgaardRenault7Enzo FittipaldiFDA Hublot Esports Team8Louis DeletrazHaas9Nicholas LatifiWilliams10Lando NorrisMcLaren11David SchumacherRacing Point12Petter SolbergRenault13Ben StokesRed Bull Racing14Juan Manuel CorreaAlfa Romeo15Alessio RomagnoliAlpha Tauri16Jelle van VuchtMcLaren17Stuart BroadAlpha Tauri18Jimmy BroadbentRacing Point19 (DNF)Antonio GiovinazziAlfa Romeo20 (DNF)Pietro FittipaldiHaas この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 5月月3日午後2時15分PDT
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