2019年のF1世界選手権 最終戦 アブダビGPのフリー走行3回目が11月30日(土)にヤス・マリーナ・サーキットで行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。F1アブダビGPは、予選・レースともに夕刻から開催され、路面温度は日中に比べて20℃近く下がるため、一般的にチームはこの時間帯でのセッションを重要視しない傾向にある。逆にこのセッションでセットアップを合わせてしまうと夜にはズレが生じてしまうことになる。
現地時間14時。気温27.4度、路面温度39.8度のドライコンディションでセッションはスタート。そのような環境もあり全体的にスロースタートとなる。折り返しの30分を過ぎた時点で2桁の周回数を走行しているのはアルファロメオの2名とカルロス・サインツ(マクラーレン)の3台のみという状況。タイムシートのトップにはルイス・ハミルトンが立っている。その後、各チームが予選にむけたマシンの調整を開始。マクラーレンはチームメイトでスリップストリームを与え合う練習を行っている。フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。15周を走行して1分36秒566をマークした。2番手には0.074秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.089秒差でバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が速さをみせた。ボッタスは金曜日に投入した新品エンジンにトラブルが発生し、2基目の新品エンジンを投入してグリッド後方からのスタートが決定している。4番手はレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン。18周を走行したアルボンはトップから0.361秒差となる1分36秒927。5番手には0.409秒差でセバスチャン・ベッテル、6番手にはシャルル・ルクレールとフェラーリ勢。ベウト・オブ・ザ・レストの7番手にはレーシングポイントのセルジオ・ペレスが入った。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが10番手、ダニール・クビアトが17番手。抜きにくいヤス・マリーナでは予選順位が重要になる。前日のFP2では2台揃ってトップ10入りを果たしているトロロッソ・ホンダが予選でどのようなパフォーマンスを発揮するかも注目だ。F1アブダビGP 予選は11月30日(土)の22時(現地時間17時)から行われる。2019年 最終戦 F1アブダビGP フリー走行3回目 結果順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回133マックス・フェルスタッペンレッドブル1分36秒566 15244ルイス・ハミルトンメルセデス1分36秒6400.07418377バルテリ・ボッタスメルセデス1分36秒6550.08917423アレクサンダー・アルボンレッドブル1分36秒9270.3611855セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分36秒9750.40915616シャルル・ルクレールフェラーリ1分37秒0100.44416711セルジオ・ペレスレーシングポイント1分37秒5160.9501683ダニエル・リカルドルノー1分37秒6151.04914955カルロス・サインツマクラーレン1分37秒6911.125221010ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分37秒7361.17017118ロマン・グロージャンハース1分37秒7681.202121226ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分37秒9631.39718134ランド・ノリスマクラーレン1分38秒1001.534181420ケビン・マグヌッセンハース1分38秒1981.632121518ランス・ストロールレーシングポイント1分38秒4621.89616167キミ・ライコネンアルファロメオ1分38秒5141.948211727ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分38秒5802.014141899アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分38秒7822.216181963ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分39秒2062.640162088ロバート・クビサウィリアムズ1分39秒8593.29317
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