2019年のF1世界選手権 第17戦 日本GPの予選が10月13日(日)に鈴鹿サーキットで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションを獲得。2番手にもシャルル・ルクレールが続き、フェラーリがフロントローを独占した。史上最強レベルの台風19号の接近に伴い、FIA(国際自動車連盟)と関係各所は土曜日に予定されていた全てのセッションの中止を決定。F1日本GPは、予選と決勝を行うワンデー開催となった。
鈴鹿サーキットは、8の字型のレイアウトに時速300㎞以上で駆け抜ける130Rなど名物コーナーが詰まった高速サーキット。ピレリはC1(ハード/ホワイト)、C2(ミディアム/イエロー)、C3(ソフト/レッド)という最も硬いコンパウンドを選択。レースではC1とC2のいずれか1セットを使用されなければならない。。台風一過で快晴の天候の中、気温21.8度、路面温度32.9度の非常に風が強いドライコンディションでスタートした予選は、Q1開始早々に2度の赤旗中断が入る波乱のスタート。ポールポジションを獲得したのはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。コースレコードを更新する1分27秒064を記録し、今シーズン2度目、通算57回目のポールポジション。フェラーリにとっては5戦連続のポールポジションとなった。2番手にもチームメイトのシャルル・ルクレールが続き、フェラーリがフロントローを独占した。3番手にはバルテリ・ボッタス、4番手にはルイス・ハミルトンとメルセデス勢。3列目にはレッドブル・ホンダ。5番手のマックス・フェルスタッペンと6番手のアレクサンダー・アルボンは同タイム(1分27秒851)だった。ベスト・オブ・ザ・レストの7番手にはカルロス・サインツ(マクラーレン)、8番手にもチームメイトのランド・ノリスが並ぶ。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーがチーム復帰後初のQ3進出を果たして9番手、ダニール・クビアトはQ2で敗退して14番手だった。F1日本GPの決勝レースは14時10分からスタートする。セバスチャン・ベッテル(1番手)「コンディションは金曜日とはとても異なっていた。本当に楽しかった。でも、まだ仕事の一部が終わっただけだ。午後を楽しみにしよう」シャルル・ルクレール(2番手)「セブのラップは素晴らしかったし、彼は今日のポールにふさわしい。彼はとにかく速すぎたし、祝福したい。グリッドの1-2を独占できたのは驚きだけど、嬉しい。でも、最も重要なのはレースだ」バルテリ・ボッタス(3番手)「僕たちはかなり強いと思っていたけど、ストレートではフェラーリ勢の方が速かった。前に出るために全力を尽くしていく。まだ何も失ってはいない」2019年 第17戦 F1日本GP 予選 結果順位NoドライバーチームQ1Q2Q315セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分28秒8731分28秒1741分27秒064216シャルル・ルクレールフェラーリ1分28秒8961分28秒1791分27秒253377バルテリ・ボッタスメルセデス1分28秒4051分27秒6881分27秒293444ルイス・ハミルトンメルセデス1分28秒7351分27秒8261分27秒302533マックス・フェルスタッペンレッドブル1分28秒9881分28秒4991分27秒851623アレクサンダー・アルボンレッドブル1分28秒7541分28秒1561分27秒851755カルロス・サインツマクラーレン1分29秒3511分28秒5771分28秒30484ランド・ノリスマクラーレン1分29秒0181分28秒5711分28秒454910ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分29秒4111分28秒7791分28秒836108ロマン・グロージャンハース1分29秒5721分29秒1441分29秒3411199アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分29秒5941分29秒254 1218ランス・ストロールレーシングポイント1分29秒6041分29秒345 137キミ・ライコネンアルファロメオ1分29秒6191分29秒358 1426ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分29秒6351分29秒563 1527ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分29秒7231分30秒122 163ダニエル・リカルドルノー1分29秒822 1711セルジオ・ペレスレーシングポイント1分30秒344 1863ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分30秒364 20ケビン・マグヌッセンハースNo Time 88ロバート・クビサウィリアムズNo Time