2019年のF1世界選手権 第3戦中国GPのフリー走行2回目が4月12日(金)に上海インターナショナルサーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録した。ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3番手、ピエール・ガスリーが10番手。トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが12番手、ダニール・クビアトが13番手で初日のセッションを終えた。
曇り空の現地時間15時、気温19℃、路面温度34.7℃、ドライコンディションで90分のFP2セッションはスタート。FP1でトラブルに見舞われて2周しか走行できなかったアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)真っ先にコースに出た。ホンダは、フリー走行2回目にむけてトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトのパワーユニットを交換。データに異常値が検出されたため、予防措置としての交換だと説明している。作業のためダニール・クビアトの走行は遅れることになった。セッション開始後にはメルセデスのルイス・ハミルトンがターン2でスピン。幸いにもダメージは負うことなく走行を継続した。開始30分の時点でトップに立ったのメルセデスのルイス・ハミルトン。1分34秒226をマーク。2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が続いている。その後、各チームはソフトタイヤに交換して予選シミュレーションを実施。バルテリ・ボッタスがタイムシートのトップに浮上する。セッションが折り返した頃、ダニール・クビアトがコースインする。その一方でシャルル・ルクレール(フェラーリ)は13周を終えてからガレージから出てこない。マシンはジャッキアップされ、冷却系のトラブルだと報じられている。F1バーレーンGPでエンジントラブルに見舞われたことを受け、フェラーリとハースはコントロールエレクトロニクスを交換している。その後、各チームはロングランに焦点を当てたプログラムを実施して90分間のセッションは終了。フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス。1分33秒330をマークした。2番手には0.027秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手には0.221秒差でマックス・フェルスタッペンが続いた。残りのホンダ勢では、レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーが32周を走行してトップから1.125秒差の10番手タイムとなる1分34秒455をマーク。トロロッソ・ホンダはアレクサンダー・アルボンが37周を走行して12番手、ダニール・クビアトも最終的に20周を走行して13番手で初日のセッションを終えた。F1中国GP フリー走行3回目は、4月13日(土)の12:00~13:00(現地時間 11:00~12:00)のスケジュールで行われる。2019年 第3戦 F1中国グランプリ フリー走行2回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回177バルテリ・ボッタスメルセデス1分33秒330 3725セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分33秒3570.02733333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分33秒5510.22129444ルイス・ハミルトンメルセデス1分34秒0370.70732527ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分34秒0960.76631655カルロス・サインツマクラーレン1分34秒1410.81136716シャルル・ルクレールフェラーリ1分34秒1580.8281384ランド・ノリスマクラーレン1分34秒2960.9663893ダニエル・リカルドルノー1分34秒3361.006321010ピエール・ガスリーレッドブル1分34秒4551.12532117キミ・ライコネンアルファロメオ1分34秒5511.221331223アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1分34秒6341.304371326ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分34秒6941.364201418ランス・ストロールレーシングポイント1分34秒7791.449371511セルジオ・ペレスレーシングポイント1分34秒7841.454351620ケビン・マグヌッセンハース1分34秒7881.45834178ロマン・グロージャンハース1分35秒7042.374321899アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分35秒9142.584401988ロバート・クビサウィリアムズ1分36秒1212.791382063ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分36秒2292.89935
全文を読む