2019年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアGPのフリー走行2回目が3月15日(金)にメルボルンのアルバート・パーク・サーキットで行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンが午前中に続いてトップタイムを記録した。ホンダ勢は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3番手、ピエール・ガスリーが44番手。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが11番手、アレクサンダー・アルボンが17番手で1日目のセッションを終えた。
現地時間16時から気温21℃、路面温度43℃のドライコンディションでフリー走行2回目はスタート。決勝スタートとほぼ同じスタート時刻ということもあり、各チームはレースに焦点を当てたロングランを実施した。セッション折り返しとなる45分の段階でトップに立ったのはメルセデスのバルテリ・ボッタス。すでに午前中のトップタイムを1秒近く改善している。2番手には0.500秒差でルイス・ハミルトンが続き、メルセデスが1-2体制。そして、3番手にはレッドブル・ホンダのピエール・ガスリーがトップから0.794秒差で続いた。その後もレースシミュレーションを中心に淡々とセッションは進んでいき、残り20分を切ったあたりから各マシンが続々とコースインして最後の仕上げを開始。フリー走行2回目のトップタイムはメルセデスのルイス・ハミルトンが記録した1分22秒600。2番手にもバルテリ・ボッタスが0.043秒差で続き、メルセデスが1-2体制で初日を終えた。メルセデスに続いたのがレッドブル・ホンダ。マックス・フェルスタッペンが33周を走行してトップから0.800秒差となる1分23秒400を記録。チームメイトのピエール・ガスリーも0.842秒差の4番手に続いた。しかし、セッション終了間際にガスリーが「ノーパワー」と無線で伝えてピットに入っており、不安の残る締めくくりとなった。5番手タイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。トップから0.873秒差となる1分23秒473をマーク。チームメイトのシャルル・ルクレールは終了間際にスピンを喫するなどもあり、9番手タイムで終えている。ミッドフィールド勢でトップに立ったのは午前中に引き続いてアルファロメオのキミ・ライコネン。トップから0.974秒差の6番手につけた。その後ろにはニコ・ヒュルケンベルグ、ダニエル・リカルドが僅差で続いた。トロロッソ・ホンダはダニール・クビアトが36周を走行して11番手タイムとなる1分23秒933、アレクサンダー・アルボンは40周を走行して17番手となる1分24秒675でセッションを終えた。F1オーストラリアGP フリー走行3回目は、明日16日(土)の12:00~13:00(現地時間 14:00~15:00)のスケジュールで行われる。2019年 開幕戦 F1オーストラリアグランプリ フリー走行2回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回144ルイス・ハミルトンメルセデス1分22秒600 33277バルテリ・ボッタスメルセデス1分22秒6480.04833333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分23秒4000.80033410ピエール・ガスリーレッドブル1分23秒4420.8423155セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分23秒4730.8733567キミ・ライコネンアルファロメオ1分23秒5720.97240727ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分23秒5740.9743783ダニエル・リカルドルノー1分23秒6441.04431916シャルル・ルクレールフェラーリ1分23秒7541.15435108ロマン・グロージャンハース1分23秒8141.214371126ダニール・クビアトトロロッソ・ホンダ1分23秒9331.333361220ケビン・マグヌッセンハース1分23秒9881.388271318ランス・ストロールレーシングポイント1分24秒0111.411381455カルロス・サインツマクラーレン1分24秒0111.533261599アントニオ・ジョビナッツィアルファロメオ1分24秒1331.693371611セルジオ・ペレスレーシングポイント1分24秒2931.801341723アレクサンダー・アルボントロロッソ・ホンダ1分24秒4012.07540184ランド・ノリスマクラーレン1分24秒6752.133261963ジョージ・ラッセルウィリアムズ1分24秒7333.853322088ロバート・クビサウィリアムズ1分2秒4534.05533