2018年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPのフリー走行2回目が7月20日(金)にホッケンハイムリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを記録。2番手にはルイス・ハミルトン、3番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続いた。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが15番手タイム、ブレンドン・ハートレーが16番手タイムで初日のセッションを終えた。
快晴のホッケンハイム。現地時間15時から開始となったフリー走行2回目はさらに温度は上昇し、気温30℃、路面温度48℃というコンディションでセッションは開始した。データ収集や空力評価が実施された午前中とは異なり、午後のセッションは予選と決勝にむけた本格的なプログラムが実施された。セッション中盤にはダニエル・リカルド(レッドブル)がスピンするなど、多くのドライバーが限界を探ってコースオフするシーンが見られたが、大きなクラッシュなどはなくセッションは進行した。フリー走行2回目のトップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が記録した1分13秒085。だが、フェルスタッペンは残り25分でダウンシフト時にエンジンに異常を訴えてピットインで作業を行っており、終盤にコースに復帰したもののやや不安の残る初日となった。2番手には0.026秒差でルイス・ハミルトン、3番手には0.105秒差でバルテリ・ボッタスとメルセデス勢、4番手には0.225秒差でセバスチャン・ベッテル、5番手には0.342秒差でキミ・ライコネンとフェラーリ勢が続いた。セバスチャン・ベッテルは最多となる46周を走破。キミ・ライコネンも41周を走り込んでおり、順調にプログラムをこなしているようだ。午前中にトップタイムを記録していたレッドブルのダニエル・リカルド(レッドブル)は13番手。リカルドはパワーユニット交換によって20グリッド降格が確定しており、午後のセッションではウイングを寝せて後方からの追い上げたを見据えた決勝向けのセッティングで走行を行ったようだ。ベスト・オブ・ザ・レストのポジションは午前中に引き続き、ハースの2台が続いた。その後ろにはザウバーのシャルル・ルクレール、ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが僅差で続いている。トロロッソ・ホンダは、ピエール・ガスリーが44周を走行してトップから1.708秒差の15番手、ブレンドン・ハートレーが45周を走行してトップから1.745秒差の16番手。順位こそ下位だが、トラブルなく周回を重ねた。マクラーレンは他チームと比較してやや遅れを見せており、フェルナンド・アロンソが17番手、ストフェル・バンドーンは午前中に続いて最下位でセッションを終えた。F1ドイツGP フリー走行3回目は7月21日(土)の19時(現地時間12時)から行われる。2018年 第11戦 F1ドイツGP フリー走行2回目順位NoドライバーチームベストタイムGAP周回133マックス・フェルスタッペンレッドブル1分13秒085 18244ルイス・ハミルトンメルセデス1分13秒1110.02639377バルテリ・ボッタスメルセデス1分13秒1900.1053945セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分13秒3100.2254657キミ・ライコネンフェラーリ1分13秒4270.3424168ロマン・グロージャンハース1分13秒9730.88834720ケビン・マグヌッセンハース1分14秒1891.10436816シャルル・ルクレールザウバー1分14秒3741.28941927ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分14秒4961.411311031エステバン・オコンフォース・インディア1分14秒5081.423391111セルジオ・ペレスフォース・インディア1分14秒5521.467381255カルロス・サインツルノー1分14秒5921.50743133ダニエル・リカルドレッドブル1分14秒6821.59736149マーカス・エリクソンザウバー1分14秒7831.698381510ピエール・ガスリートロロッソ・ホンダ1分14秒7931.708441628ブレンドン・ハートレートロロッソ・ホンダ1分14秒8301.745451714フェルナンド・アロンソマクラーレン1分14秒8361.715381818ランス・ストロールウィリアムズ1分15秒2692.18431935セルゲイ・シロトキンウィリアムズ1分15秒4082.32341202ストフェル・バンドーンマクラーレン1分15秒4542.36934