2018年のF1世界選手権の1回目のインシーズンテストとなるバルセロナテストが15日(火)にカタロニア・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)が1日目のトップタイムを記録した。F1スペインGPの興奮も冷めやらぬ中、カタロニア・サーキットではインシーズンテストがスタート。快晴のコンディションのなか、午前と午後で8時間にわたってセッションが行われた。
初日のトップタイムを記録したのはレッドブルのマックス・フェルスタッペン。148周を走行したフェルスタッペンはスーパーソフトで1分17秒528をマークした。2番手には0.034秒差ルノーのカルロス・サインツ、3番手にはフェラーリのセバスチャン・ベッテル、4番手にはハースのロマン・グロージャンとレギュラードライバー陣がタイムシートの上位を占めた。5番手タイムはフォース・インディアのテストを担当したニコラス・ラティフィ。今季のリザーブドライバーを務めるラティフィは107周を走行して1分18秒530をマークし、メルセデスのルイス・ハミルトンを上回った。ハミルトンはこの日最多となる150周を走り込んだ。今回のテストではピレリのタイヤテストも並行して行われ、マクラーレンとフォース・インディアがタイヤテストを実施。フォース・インディアはメルセデスの育成ドライバーであるジョージ・ラッセルがタイヤテストを担当して11番手タイムを記録した。7番手タイムはマクラーレンのストフェル・バンドーン。ピレリのタイヤテストは午前中にランド・ノリス、午後からオリバー・ターベイが担当し、それぞれ10番手タイムと13番手タイムを記録している。ザウバーは、サードドライバーを務めるフェラーリの契約ドライバーのアントニオ・ジョヴィナッツィがテストを担当し、8番手タイムを記録。ウィリアムズは、育成ドライバーのオリバー・ローランドがテストを担当して9番手タイムを記録した。トロロッソ・ホンダは、ショーン・ゲラエルがテストを担当。だが、休憩後に“シャシーに関連した問題”によってパワーユニットを交換。数時間の作業を経て残り20分でコースイン。全ドライバーで最少となる50周の走行に留まり、12番手タイムだった。F1バルセロナテストは明日16日(水)も行われる。 F1バルセロナテスト(インシーズンテスト) 1日目 結果順位ドライバーチームベストタイム周回1マックス・フェルスタッペンレッドブル1分17秒5281482カルロス・サインツルノー1分17秒5621193セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分17秒6591354ロマン・グロージャンハース1分18秒4491295ニコラス・ラティフィフォース・インディア1分18秒5301076ルイス・ハミルトンメルセデス1分18秒5431517ストフェル・バンドーンマクラーレン1分18秒981858アントニオ・ジョヴィナッツィザウバー1分19秒6931359オリバー・ローランドウィリアムズ1分20秒00912110ランド・ノリスマクラーレン1分20秒9977611ジョージ・ラッセルフォース・インディア1分21秒47812312ショーン・ゲラエルトロロッソ・ホンダ1分21秒9355013オリバー・ターベイマクラーレン1分23秒27058
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