2017年のF1世界選手権 第14戦 シンガポールグランプリのフリー走行1回目が15日(金)にマリーナ・ベイ・サーキットで行われ、ダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムを記録した。最終フライアウェイレースの初戦となるF1シンガポールGP。2008年にF1初のナイトレースとして開催されたシンガポールGPは、今年で10周年。セッション前には2021年までの契約延長が発表された。
タイトな低速コーナーが多い市街地コースのマリーナ・ベイ・サーキットは、エンジンで劣る大部分のチームがチャンスと捉えており、ハイダウンフォース仕様のパッケージを持ち込んでいる。ピレリは、F1シンガポールGPにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという3種類のコンパウンドを持ち込んでいる。セッション前には雨が降ったシンガポールだが、路面はドライ。フリー走行1回目は昨年よりも1時間30分早い現地時間16時30分、気温29.5℃、路面温度は33.3℃というコンディションでスタートした。フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブルのダニエル・リカルド。昨年のポールタイム(1分42秒584)を上回り、トラックレコードなる1分42秒489を記録した。2番手には0.109秒差でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、3番手にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が続いた。メルセデス勢は、ルイス・ハミルトンが4番手、バルテリ・ボッタスが6番手と特にボッタスはやや苦戦を強いられている模様。マクラーレン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが8番手タイム、ストフェル・バンドーンが11番手タイムで1回目のセッションを終えた。ハースはフェラーリのリザーブドライバーを務めるアントニオ・ジョヴィナッツィを起用、トロ・ロッソはF2ドライバーのショーン・ゲラエルを走らせた。ランス・ストロール(ウィリアムズ)は、ギアボックストラブルで早めにセッションを切り上げている。F1シンガポールGP フリー走行2回目は、この後21時30分(現地時間20時30分)から行われる。2017 第14戦 F1シンガポールGP フリー走行1回目順位Noドライバーチームベストタイム周回13ダニエル・リカルドレッドブル1分42秒4892125セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分42秒59821333マックス・フェルスタッペンレッドブル1分42秒61023444ルイス・ハミルトンメルセデス1分42秒90427511セルジオ・ペレスフォース・インディア1分43秒42325677バルテリ・ボッタスメルセデス1分43秒4342777キミ・ライコネンフェラーリ1分43秒73425814フェルナンド・アロンソマクラーレン・ホンダ1分43秒75919927ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分44秒101241026ダニール・クビアトトロ・ロッソ1分44秒22025112ストフェル・バンドーンマクラーレン・ホンダ1分44秒340251246ジョリオン・パーマールノー1分44秒961251331エステバン・オコンフォース・インディア1分45秒053251419フェリペ・マッサウィリアムズ1分45秒08427158ロマン・グロージャンハース1分46秒456201650アントニオ・ジョビナッツイハース1分46秒782271718ランス・ストロールウィリアムズ1分47秒190111838ショーン・ゲラエルトロ・ロッソ1分47秒57026199マーカス・エリクソンザウバー1分47秒699232094パスカル・ウェーレインザウバー1分47秒88624
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