2017年 F1世界選手権 第11戦 ハンガリーGPの予選が29日(土)にブダペストのハンガロリンクで行われ、セバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得。2番手にもキミ・ライコネンが続き、フェラーリがフロントローを独占した。現地時間14時。気温26℃、路面温度57℃のドライコンディションで予選はスタート。
ウィリアムズは、フリー走行3回目の後、体調不良のフェリペ・マッサに代えてリザーブドライバーを務めるポール・ディ・レスターを代役として起用することを発表。また、フリー走行3回目にストップしたダニエル・リカルド(レッドブル)だが、原因はハイドロ系の問題でペナルティは免れた。ポールポジションを獲得したのはフェラーリのセバスチャン・ベッテル。1分16秒276を記録して今シーズン2回目のポール獲得。2番手にも0.168秒差でキミ・ライコネンが続き、フェラーリがモナコGPに続いて今季2度目のフロントローを独占した。2列目にはバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンのメルセデス勢。ミハエル・シューマッハの最多ポールポジション記録へあと1に迫っているハミルトンだが、記録はお預けとなった。3列目にはマックス・フェルスタッペン、ダニエル・リカルドとレッドブル勢が並ぶ。ルノーは、ニコ・ヒュルケンベルグが7番手。だが、ギアボックス降格により5グリッド降格が決定している。ジョリオン・パーマーは11番手。マクラーレン・ホンダは、今季初めて2台揃ってのQ3進出を果たし、フェルナンド・アロンソが8番手、ストフェル・バンドーンが9番手だった。トロ・ロッソはカルロス・サインツがQ3に進出して10番手、ダニール・クビアトが13番手。フォース・インディアは2台揃ってQ2で敗退して、エステバン・オコンが12番手、セルジオ・ペレスが14番手。ハースは、ロマン・グロージャンが15番手、ケビン・マグヌッセンが16番手。ウィリアムズは、ランス・ストロールが17番手、急遽代役を務めたポール・ディ・レスタは、チームメイトから0.8秒差、ザウバーの1台を上回る19番手で予選を終えた。ザウバーは、2台揃ってQ1敗退を喫し、パスカル・ウェーレインが18番手、マーカス・エリクソンが20番手だった。2017年 第11戦 F1ハンガリーGP 予選結果順位ドライバーチームQ1Q2Q31セバスチャン・ベッテルフェラーリ1分17秒2441分16秒8021分16秒2762キミ・ライコネンフェラーリ1分17秒3641分17秒2071分16秒4443バルテリ・ボッタスメルセデス1分18秒0581分17秒3621分16秒5304ルイス・ハミルトンメルセデス1分17秒4921分16秒6931分16秒6935マックス・フェルスタッペンレッドブル1分17秒2661分17秒0281分16秒7976ダニエル・リカルドレッドブル1分17秒7021分17秒6981分16秒8187ニコ・ヒュルケンベルグルノー1分18秒1371分17秒6551分17秒4688フェルナンド・アロンソマクラーレン1分18秒3951分17秒9191分17秒5499ストフェル・バンドーンマクラーレン1分18秒4791分18秒0001分17秒89410カルロス・サインツトロ・ロッソ1分18秒9481分18秒3111分18秒31111ジョリオン・パーマールノー1分18秒9141分18秒415 12エステバン・オコンフォース・インディア1分18秒9201分18秒495 13ダニール・クビアトトロ・ロッソ1分18秒7021分18秒538 14セルジオ・ペレスフォース・インディア1分19秒0951分18秒639 15ロマン・グロージャンハース1分19秒0851分18秒711 16ケビン・マグヌッセンハース1分19秒095  17ランス・ストロールウィリアムズ1分19秒102  18パスカル・ウェーレインザウバー1分19秒839  19ポール・ディ・レスタウィリアムズ1分19秒868  20マーカス・エリクソンザウバー1分19秒972  セバスチャン・ベッテル ポールポジションラップ (F1ハンガリーGP)OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "U1Mzc0YzE6qOLGuChRvllE5d6dzHeOIL");});関連:【動画】 F1ハンガリーGP 予選 ダイジェストF1 ハンガリーグランプリ 予選の展開ピレリは、F1ハンガリーGPにミディアム、ソフト、スーパーソフトという3種類のコンパウンドを持ち込んでいるが、全ドライバーがミディアムは1セットのみ、残りも大きな違いはないセット数を選択している。【Q1】まずバルテリ・ボッタス、ルイス・ハミルトンの順でメルセデス勢がコースイン。各ドライバーがスーパーソフトで走行を開始した。4年ぶりのグランプリ走行となるポール・ディ・レスタはまず1分22秒289をマークした。まずはキミ・ライコネンが1分17秒382でトップに立つ。序盤はセバスチャン・ベッテル、キミ・ライコネンの1-2体制でセッションを進め、フェラーリの好調ぶりを伺わせた。Q1のトップタイムはセバスチャン・ベッテルの1分17秒244。以下、キミ・ライコネン、マックス・フェルスタッペン、ルイス・ハミルトン、ダニエル・リカルドが1分17秒台で続いた。Q1でノックアウトとなったのは、ケビン・マフヌッセン(ハース)、ランス・ストロール(ウィリアムズ)、パスカル・ウェーレイン(ザウバー)、ポール・ディ・レスタ(ウィリアムズ)、マーカス・エリクソン(ザウバー)の5台。予選107%タイムも心配されたディ・レスタだが、ザウバーの1台を上回ってみせた。【Q2】Q2でもメルセデスの2台からコースイン。続いてコースインしたセバスチャン・ベッテルが1分16秒802をマークする。その一方でルイス・ハミルトンは苦戦を強いられている模様。1回目の走行ではベッテルに0.392秒差をつけられる。その後もコースオフするなど、いまいちリズムに乗れない。だが、後半にさすがの走りでラップをまとめあげ、1分16秒693をマークしてQ2をトップで通過。Q2でノックアウトとなったのは、ジョリオン・パーマー(ルノー)、エステバン・オコン(フォース・インディア)、ダニール・クビアト(トロ・ロッソ)、セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、ロマン・グロージャン(ハース)の5台。【Q3】セバスチャン・ベッテルが1分16秒276を記録してポールポジションを獲得。2番手にも0.168秒差でキミ・ライコネンが続き、フェラーリが今季2度目のフロントロー独占した。3番手はバルテリ・ボッタス、ルイス・ハミルトンは1セット目のタイヤにバイブレーションを訴えてタイム計測せずにピットイン。2セット目に履き替えても再び同じ症状を訴えてタイムが上がらなかった。5番手にはマックス・フェルスタッペン、6番手にはダニエル・リカルドとレッドブル勢。7番手のニコ・ヒュルケンベルグは5グリッド降格ペナルティが決まってる...
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