F1バーレーン合同テスト3日目は、前日に続いて砂嵐のため中止となった。今日のコンディションは、昨日よりも悪化。フェラーリ、トヨタ、BMWザウバーは、まったくテストを行うことができなかった。キミ・ライコネン、ヤルノ・トゥルーリ、ロバート・クビサの3名は、インストレーションラップを終えただけで、それ以上は走行することはできなかった。
「これまで砂漠で砂嵐を見たことがなかった。今回は僕にとって新しい経験だ」とヤルノ・トゥルーリは語る。「昨日と今日の2日間ピットで動けなかったことの明らかに残念なことだ。朝に一度インストレーションラップをしたけど、トラックは塵に覆われていた。」「ポルトガルでの初テストも寒さと雨によってたくさん中断したので、本当にマシンで走りたくて堪らなくないよ。明日はもっと多くの作業ができることを願っている」3チームは良い天気の中での成果を求め、追加費用を払ってヨーロッパを離れ、中東バーレーンへ移動した。しかし、皮肉なことにスペインのヘレスサーキットでは、初日にわずかに雨が降ったのみで、ドライコンディションの中でテストが行われている。